2月の指導計画（月案）＜5歳児・幼稚園＞

幼稚園の2月の月案指導計画（月案）、5歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級（クラス）づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新幼児と保育』2021年2/3月号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・コマや縄跳びなどで、自分なりの目標に向かって力を出したり、友達の姿に刺激を受けたりすることを楽しんだ。【健康な心と体】【自立心】【思考力の芽生え】【数量・図形、文字等への関心・感覚】

・こども会に向けて、グループでの話し合いの中でグループ目標を意識し、考えを出し合った。【自立心】【協同性】【言葉による伝え合い】

・学級の課題を意識し、それに向かって友達と力を合わせて進める充実感を味わう。

・修了を意識し、小学校への関心と期待を持って生活する。

・冬から春への季節の変化に関心を持ち、よく見たり試したりする。

・こども会（劇や合奏などの表現活動の発表）に向けての活動を通して、いろいろな友達とかかわることになる。息を合わせて活動する場面も多くなる。友達の考えに触れ、自分の考えを出して、みんなが納得のいくものを見つけるようにすることで、より深い達成感を味わわせたい。

・小学生との交流などから、修了や就学に向けての気持ちがより高まってくる。また、昨年度の当番活動の引き継ぎなどのことを思い出す幼児もいる。幼児の気持ちの高まりと活動が重なるような計画を工夫し、幼児が主体的に活動し、満足感を得られるようにしたい。