11月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>
保育園の11月の月案指導計画(月案)、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020年度10/11月号ふろく「2020年度版 指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・気温が少しずつ下がり、肌寒い日が増え、鼻水や咳が出る子が10人ぐらい見られる。
・鼻水が出ていても保育者に声をかけられるまで拭かない子もいる。
・散歩の際に、赤や黄色の葉っぱや、風の冷たさに気づき、季節の変化を感じる。
・運動会で行ったカエルの体操や園歌、運動会の歌が楽しかったようで、遊んでいる際に子どもたち同士で踊り始める姿がある。
今月のねらい
・衣服の着脱、鼻をかむなど、身のまわりのことを自分で行い、「自分で最後までできた」という喜びや達成感を味わう。
・年上児と一緒に散歩へ出かけたり、ごっこ遊びやブロック遊びなどの同じ遊びをしてかかわり、楽しむ。
・落ち葉やドングリなど、秋の自然物を見つけて、お店屋さんごっこやままごと遊びに取り入れて楽しむ。
子育て支援
・感染症が流行り始める季節のため、手洗い、うがい、睡眠、食事の大切さを伝え、健康な生活が習慣になるように連携をとっていく。
・落ち葉やドングリなどを使った遊びを伝え、家庭でも楽しめるようにする。
環境構成
・手の届く場所にティッシュを置き、近くに鼻の拭き方のイラストや写真を貼り、わかりやすいように伝える。
・衣服の裏表や前後左右がわかりやすいように、目印となるマークや柄などを伝えていく。
・年上児と散歩へ行ったり、保育室に遊びに行く機会を作る。
・秋の自然物を見つけて持ち帰れるよう、自分専用のバッグを散歩時に持っていく。
保健衛生
・感染症が流行する時期のため、玩具や保育室の消毒、換気などをこまめに行うようにしていく。