保育や子育てが広がる“遊び”と“学び”のプラットフォーム [ほいくる]

HoiClue

\“10周年”特別スタッフトーク/ユーザーのみなさんの声とこれからのHoiClue。

掲載日:2020/08/07
\“10周年”特別スタッフトーク/ユーザーのみなさんの声とこれからのHoiClue。

8月8日は、“ほいくる”の日。

ほいくるのサイトを初めて公開した日です。
そして今年、2020年8月8日でほいくるは10回目の誕生日を迎えました。

そこで今回、改めてほいくるスタッフで集合して話そう!と、みなさんから寄せられた声をもとに「これからのほいくる」について考えてみることにしました。

みなさんからの声を集めるにあたり、サイトにポップアップでアンケートが表示される時期があり、使いづらい部分もあったかもしれませんが…(すみませんでした!)
10,375名の方がご協力くださいました!
たくさんのご回答、本当にありがとうございました。

それでは早速、10周年特別スタッフトークをどうぞ!

<スタッフトークに参加したメンバー>

雨宮 みなみ:ほいくる発起人
タケハラ マサコ:編集者
きたうら ゆきは:サイト運営
おがわ あや:デザイナー



ほいくるの軸となるコンテンツ「遊びのタネ」

雨宮:
今回のアンケートで一番回答が気になっていた「これからのほいくるに期待すること」という質問。フリー回答に関わらずたくさんの人が答えてくれたよね。

声として寄せられたのは、

・もっとたくさん遊びを載せてほしい
・今のままで十分です
・もっと使い勝手がよくなるといいな
・遊びの種類をわかりやすくしてほしい

などなど。

いろんな「こういうのあったらいいな」を細かく書いてくれていて、本当にありがたいなと思ったんだけど、みんなのなかで印象に残っているものはある?

タケハラ:
「遊び」というキーワードがたくさん見られて、「遊び」はほいくるの軸だなと改めて実感しました。

でもその一方で、「こんなに遊びのタネあるのに…まだ足りないの!?」っていう気持ちもあったりして(笑)。保育者さんの飽くなき探究心、本当すごいですよね。


編集担当・タケハラ(左)とデザイナーおがわ(右)

きたうら:
私も思いました。でも、その「もっと遊びを載せてほしい」という声が、ほいくるに載っている遊びは全部見たけど足りないということなのか、実はすごくたくさんあるのに見つけきれていないのか、どっちなのかはもう少し深く知りたいなぁ。

雨宮:
たしかに。

「遊びのタネ」の投稿や検索機能、ユーザーにとっては?

きたうら:
あと「遊びのタネ」については、「投稿された遊びの遊び方(作り方)をもっときちんと載せてほしい」という声もいくつかあったじゃないですか。
それを読んだ時に、今までは写真を載せるだけでも遊びのアイデアの参考になるかなと思っていたけど、ユーザーさんにとっては材料や作り方が細かく載っていないと作りづらいということが、実はあるのかもしれないなと思いました。

雨宮:
でも、遊びを投稿してくださるみなさんにとって、作り方などが書きやすい投稿フォームになっているかといったら…そうじゃないんだよね。

きたうら:
そうなんですよね。だからそこをほいくる側がもっと入力しやすいように、整える必要があるのかなって。


サイト運営担当きたうら(左)とほいくる発起人の雨宮(右)

おがわ:
「年齢や乳児・幼児など、条件を変えて検索したい」という意見もいくつか見て、たしかに今のほいくるはそれができるようにはなっていないなというのが気になりました。

きたうら:
「発達に応じた遊びを知りたい」という声もありましたよね。
子どもの姿から探す」という検索機能は、そのひとつの方法かなと思っていたけれど、ユーザーさんにはどんなふうに届いているかな…というのは気になっています。

https://hoiclue.jp/manabi/kodomonosugata/all/
「こどもの姿からさがす」は、「ちぎる」「走る」「隠れる」など、子どもの姿から遊びを探せる機能。

雨宮:
ほいくるが遊びの対象年齢を決めていないのって、一概に“何歳向け”とは言えないなという気持ちがあるからなんだよね。

たとえば、同じ3歳でも“3歳になったばかり”の3歳と、“もうすぐ4歳”の3歳だと発達の状況も違うし、その子の「やりたい」という気持ちによっては、同じ遊びを2歳の子でもできたり、5歳の子でもすごく楽しめたり、っていうこともある。

だから、対象年齢で分けて可能性を限定しない方がいいんじゃないかと思うんだけど、一方でそういう機能がほしいという声があるのも事実だよね。

おがわ:
うちの子が今、2歳なんですけど、ほいくるを検索して「あ、これ面白そう!」と思う遊びを見つけても、実際にはもっと大きくならないと遊べないかな…ということがあって。
せっかく遊びに出会ったのに、まだ子どもができない、というのはちょっと悲しいなと、一利用者として感じたりします。

雨宮:
たしかに、「やってみよう!」と思って遊びの記事をひらいてみたのに、「あ、これはうちの子にはできないか…」となったら、残念な気持ちになるかもなぁ。

おがわ:
私自身、保育者ではなくて母親として子どもと関わっているので、子どもの発達段階を理解していなかったり、子どもの姿をきちんと捉えられていなかったりするのかなと思ったりします。だから、遊びのタネをうまく活用できないことがあるのかなと。
そう考えた時に、遊びを探す前にまず、ほいくるが大切にしている「子どもの姿を見つめる」ことができるような“導入”があると、遊びのタネとの出会い方も変わるのかなと思いました。

きたうら:
私も同じようなことは感じていて、実は「探す」ところの導入はいろいろ構想はしているの。
あとはやっぱり、今ある「子どもの姿から探す」仕組みがユーザーさんにとって、もっと使いやすいものになるといいのかもしれないなぁ。

雨宮:
難しいなと思うのが、今だったら、夏にサンタクロースの歌や正月の歌をうたったっていいじゃん、と思うし、子どもの年齢が低くてもハサミを使いたいなら使ってみたらいいんじゃない、と思うんだよね。ほいくるの遊びのタネも、そのままやるんじゃなくて、目の前の子どもの姿に合わせてアレンジしたり、好きなようにはみ出して楽しんでもらいたいな、と思う。
だけど、じゃぁ自分が現場で保育を始めて1、2年目の時に、そんな風に考えられていたか?と思うと、どうかなって。

そもそも子どもが興味あるから、ではなくて、例えば園が「3・4・5歳の製作のレベルを考えましょう」と言っているからこの製作遊びはできないとか、他のクラスがやるならうちのクラスもこの遊びをやらなくちゃな、とか、子どもの姿以外のことを気にしなきゃいけない状況もあるのかもしれない。

きっとみんな「子どもの姿って大事」と思っているはずなのに、「作り方を詳細まで教えてほしい」とか「もっといろんな種類の遊びが知りたい」という回答が多いのは、もしかしたら、そういうことも理由のひとつなのかも。

きたうら:
「子どもの姿から探す」は、私たちほいくるが「こういう視点で遊びを考えられるといいな」と思ってつくった機能なんですよね。だから、ユーザーのみなさんに使い方を託すだけじゃダメだと思うんです。
ここから私たちがやらなくちゃいけないのは、「子どもの姿から探す」をもっと提案していくこと。
どんなふうにして、"子どもの姿を見つめて遊びを探す"視点から、使ってみようと思ってもらえるようにするのか、考えていくことだと思うんです。

タケハラ:
でもその中でも、いろんな立場や状況にいる方々がほいくるを使ってくれていることも、忘れないようにしたいですよね。
それこそ、保育学生さんや保育士になったばかりの人もいるだろうし、小さいお子さんがいるママもいるはずで。同じサイトでも、使う人によって探し方や目的が違うと思うんです。
もちろん「子どもの姿から探す」という方法は提案し続けていきたいけれど、どんな遊びの探し方をしても、ほいくるは楽しくて便利だと感じてもらえるようにしていこう。
そんな考え方があっても、いいかもしれないなぁと思います。

雨宮:
遊びのタネが届く先である“子ども”を一番に考えることを前提に、ほいくるをより良くしていくことは大事にしていきたいよね。
でもそうは言っても、私たちが「こうしたいんだー!」って暴走してしまうと、実際にほいくるを使って子どもたちへと繋げているユーザーさんを置き去りにしてしまうことになっちゃうしなぁ。

きたうら:
ユーザーさんが求めているものと、ほいくるが大事にしていきたいと思うことの中間地点、ちょうどいいところをみんなで探っていけるといいですよね。

雨宮:
そうだね。10年間ブレずに「今やっていることの先に子どもの姿はあるか」ということを考え続けてこれたかなと思っているし、これからも引き続き考えて、チャレンジしていきたいと思ってる。
でも、私たちだけでできるかと言ったらそうではないから、今回みたいなアンケートや、話に出てきた遊びの投稿方法もそうだけど、ユーザーさんと一緒にほいくるをつくっていく、ということを大事にしていきたいね。

嬉しいユーザーさんからの声

雨宮:
アンケートの最後に「ほいくるに一言どうぞ」という設題も用意したけど、

・いつもありがとう
・助かってます
・参考にしています
・楽しいです
・お世話になっています

という感謝の声とか、

・がんばってね
・応援してます
・これからもよろしくお願いします

という応援メッセージが多くて、嬉しかったよね。

タケハラ:
元々、雨宮さんがほいくるをつくったきっかけのひとつは、それまで保育の専門誌はあったけど、気軽にアクセスできるwebサイトはなかったから、と言っていたじゃないですか。
「楽しかったです」とか「助かりました」と言ってもらえるのって、その思いが実を結んできているということ、それって純粋にすごいなぁと思いました。日々、ほいくるをつくっていく大きな自信にも繋がるなぁと。

雨宮:
メッセージの中に「今年で7年目になる保育士です。新卒の頃からお世話になっています」というものがあって。

タケハラ:
おお〜!!すごいですね。

雨宮:
7年っていうことは、当時ほいくるは3年目でまだまだ遊びのタネも少なかったし、サイトとしてもすごい時代(笑)から見てくれているってことなんだよね。これはすごく感慨深いなぁと。


公開当初のほいくる(ガラケーサイトのみでした)

雨宮:
新卒の時と、7年間の経験を持っている今だと、保育に対する考え方も変わっていたり、自分の中の引き出しも増えたりしていると思うんだけど、それでもほいくるを使い続けてくれているということが、素直に嬉しい。
ほいくるも年を重ねている分、成長し続けられているだろうかって思ったりするんだけど、7年間使ってくれている人がいることは、そこにひとつ、自信を持ってもいいんだと思わせてもらえるし、なかなか力になりますね。

きたうら:
うん、力になります。
あと、今回コロナ禍であるということもあって、保育者じゃない方からの意見も結構多かったんです。
「自宅保育に役立ってます」とか「子どもと何したらいいか参考になります」という声をいただいて、10年の間にたくさんの保育者さんがほいくるに投稿してくれた遊びの集合体が、保育の外にいる人たちにも大きな意味のあるものになったんだなと感じて。
一人ひとりの保育者さんは、そんなに考えずに投稿してくださっているのかもしれないけど、それがこれだけ集まると、すごくパワーのあるものになるんだなと感じました。

雨宮:
ほんと、そうだよね。
今回「頼りにしています」という声をたくさんいただいて、すごく嬉しいなと思ったのと同時に、一方的にこちらが情報を発信している、提供しているという感覚ではないんだよなぁって。
ほいくるは、ユーザーさんと一緒につくっていく場だと思っているから、改めて、これからはより双方向でつくっていくサイトになっていきたいなぁって思うな。
うん、そうしていきたい。

きたうら:
もっとユーザーさんと一緒につくっていきたいというのは、ほいくるスタッフの中でもずっと考えていることなんですよね。なかなかできていないけど。

雨宮:
何回も話し合ってきたよね。でも、日々の運営だけでもぱつんぱつんだし(涙)、やってみたけど、なんとなく中途半端になっちゃった…というものにはしたくないと思うと、なかなか飛び込めない部分があったりして。
でも、トライしていきたいよね。

きたうら:
「手伝いまーす」という人がいれば、ぜひですよね。

雨宮:
うんうんうん!

きたうら:
現地点では「こういうこと、しましょう」というのはまだ決まっていないけど、「ほいくるでこんなことしてみたい!」「こんなことが得意だよ」というものがあれば、その人の状況にあわせていろいろできることはあると思うから、手をあげてもらえたら嬉しいなと思います。(急に宣伝!笑)

これからのほいくる

雨宮:
最後に、ユーザーさんの声を受けて「私は、これからこうしていきたい ・ 大事にしていきたい」という一人ひとりの気持ちを聞きたいな。

きたうら:
私は、親になって初めてほいくるに関わるようになったので、ほいくるのすごさ、保育者さんのすごさを親目線で見ている部分があるんですよね。だからこそ、保育者さんだけじゃなくて、親御さんに、社会に、この保育者さんと一緒につくったコンテンツを届けたいという気持ちがあります。
だから、さっき出た“双方向”の話じゃないですけど、保育者さんからのアイデアや声をもっと集めたり、ほいくるをみんなで作っていくサイトにしていきたい。そして、その価値を発信していくというところまでやっていけたらなあと思います。

タケハラ:
私は、編集者としてほいくるのコンテンツづくりに関わっていますが、まだまだ保育者さんの気持ちや、保育ってどういう仕事なのかということをわかりきれていない部分もあって、正直「難しいな」「うまくできなかったな」と思いながら、制作していることがありました。
でも、最近ちょっと殻がやぶれてきたというか、専門的な視点がきちんと入っていることも大切だけど、何よりユーザーさんも、自分自身も、楽しんでいることが大事だと思うようになって、コンテンツを考える視点が変わってきたんです。自分も楽しい、学べると思えるものを考え抜いて作っていって、それをきちんとユーザーさんに届けていきたいなぁと。

あとは、今回のアンケートの中でいくつか、給食について触れているものがあって。
「全国ご当地給食」企画なんかをやってみたいーーー!と、ちょっとした野望ができました(笑)。

雨宮:
面白いねー!やろうやろう!!確かに他の保育園の給食って、見る機会ないもんね。

おがわ:
私は、もっとユーザーさんとわかり合いたい。ほいくるに携わって一番短い立場だし、ママとしてもまだまだ経験が浅いので、保育者さんの意見をもっと聞いて、吸収していきたいです。

保育者さんが日々抱えている不安や悩みって、答えがないものだと思うんです。そこに対して、ほいくるはどんなことができるのかを考えていきたいし、私の仕事はその中でも、ユーザーさんがその時の立場や状況に合わせた解決策やヒントを見つけられるように、サイトをデザインしていくことだ思っているので、どうしたら一人ひとりのユーザーさんに寄り添えるのか、これからも考え続けていきたいなと思っています。

雨宮:
私は、10年振り返って…10年間、大変だったー(笑)。
でも、すごく充実してました。
さっきあやちゃん(おがわ)も言っていたけど、保育や遊びは答えのないものだから、私たちほいくるも、これからもずっと探求し続けていくことになると思う。そこに、真面目さと遊び心を携えてやっていきたいな。

10年って節目ではあるけど、これでOKかと言ったらそうじゃないし、やりたいこと、やれていないこともまだまだたくさんあるから、これからもこの頼もしいメンバーと、ユーザーのみなさんとほいくるを作っていきたいなと思います。

ということで、みなさま、この10年間、ありがとうございます。
これからのHoiClueも、どうぞよろしくお願いします!!

現在育休中のスタッフ・さいとうからもひとこと!

2020年2月に、女の子の双子を出産しました。
これまでの保育士の経験にプラスし、今後は双子ママとしての経験を生かして、ほいくるの成長に関わっていきたいと思っています。
そして、子育てによって身近になった子どもの「やってみたい」により敏感に気付き、共におもしろがる方法を、ほいくるやみなさん共に模索していきたいなぁと思っています。



執筆:三輪 ひかり


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