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8月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2020/07/31
8月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>

保育園の8月の月案指導計画(月案)、2歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020年度8/9月号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。



前月末の子どもの姿

・体調が下降気味な子が多く、手足口病にかかった子どもや、咳、鼻水が出ている子もいる。

・疲れから情緒の揺れが見受けられ、甘えが強く出る子や手が出やすい子もいた。

・遊びに夢中になり、保育者がトイレへ誘っても行きたがらず、もらしてしまう子もいる。


今月のねらい

・体調に留意しながら、夏を元気に過ごす。

・保育者に見守られながら、手洗いをしたり、排泄を自分でしようとする。

・友達とごっこ遊びをして言葉のやりとりを楽しむ。


子育て支援

・夏に多い感染症や皮膚トラブルを伝え、体調に変化があった場合は早めに受診してもらうようにする。

・パンツへの移行については、園と家庭で排泄の状況を共有し、個々に合わせて進めていくようにする。


環境構成

・こまめに水分補給を行うとともに、健康観察を行い、体調を把握する。

・遊びの際に保育者が仲介となり、友達とかかわりながら遊ぶ機会を作っていく。

・手洗いの大切さを日ごろから伝えていく。また、排尿間隔をつかみ、トイレへ誘い、排泄できるようにする。


保健衛生

・夏の暑さで汗をかきやすいため、室内の温度や湿度に気をつけ、こまめに水分補給や着替えをし、清潔に過ごしていく。また、感染症の疑いが考えられる症状があった際には早めの受診をすすめる。



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