8月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>
保育園の8月の月案指導計画(月案)、0歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020年度 8/9月号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・感染症や発熱で、休む子が多かった。
・食事やおやつのときに自分で手を拭こうとする。
・自分のものと他児のものがわかるようになり、友達のマグカップなどを渡してあげようとする。
・盛んに喃語(なんご)を話したり、指さしで意思を伝えようとして、表情も豊かになってきている。
・湯水遊びでは、顔にかかると泣く子もいたが、水面を叩いたりして湯水につかり、楽しめるようになっている。
今月のねらい
・室温や湿度に留意し、体調の変化に配慮しながら、夏を快適に過ごせるようにする。
・沐浴や湯水遊びを通し、水などさまざまな感触に親しむ。
子育て支援
・降園時や連絡ノートを通し、保護者の悩みや不安を知り、心が安定し前向きに子育てができるように援助をしていく。
・夏にかかりやすい病気や皮膚疾患などの情報をお便りや掲示板で知らせる。
環境構成
・日光が直接当たらないように日よけをしたり、薄手のシャツを着て、安全に遊べるようにする。
・水遊びや感触遊びが楽しめるような手作りおもちゃを用意する。
保健衛生
・あせもやおむつかぶれなどの皮膚トラブルが多くなる時期なので、肌の清潔に努める。
・水分補給をこまめに行う。
・湯水遊びでは、水温・湯温に十分留意し、こまめにお湯の入れ替えをする。