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【書籍紹介】3・4・5歳児の指導計画 幼稚園編【改訂版】

掲載日:2020/03/29
【書籍紹介】3・4・5歳児の指導計画 幼稚園編【改訂版】

ほいくる編集部がおすすめする、学べる一冊。
今回ご紹介するのは『3・4・5歳児の指導計画 幼稚園編【改訂版】』。

指導計画作成の参考になる充実した事例とともに、立案に役立つポイントも。
幼稚園や認定こども園で3、4、5歳を受け持つ保育者にとって、 手元にあると心づよい本です。

この書籍について

https://www.shogakukan.co.jp/books/09105085

書籍名:『3・4・5歳児の指導計画 幼稚園編【改訂版】』
監修:神長 美津子
出版社:小学館



こんな人におすすめ

・3、4、5歳を受け持っている(もしくはこれから受け持つ)幼稚園教諭

・幼稚園教諭を目指している保育学生さん


ほいくる編集部のおすすめポイント

質の高い幼児教育を実現するために求められるのは…?

この本は神長美津子先生のよる監修のもと、2018年施行の「幼稚園教育要領」に対応しています。

今回の改訂で、高等教育までの学校教育全体で育んでいくことが掲げられた、子どもの「生きる力」。その基礎を培う幼児教育で育みたい資質・能力についての3つの柱、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿「10の姿」が示されました。

冒頭の神長先生の「はじめに」を読めば、その意図や幼児教育の現場で求められる対応について、しっかりと理解し意識をもつことができそうです。

指導計画の立て方&保育記録の書き方のポイント

週案・日案などの短期の指導計画、その書き方に答えはないので、自分の考えを仮説としてまずは言葉を置いてみよう…
そんなアドバイスの元、 スムーズな指導計画の立て方が解説されています。

保育者は保育のデザイナー、つまり指導計画をつくることは保育をデザインすること。
そのために保育者は幼児理解を深め環境づくりへの感覚を磨いて指導計画に反映していくことが大切である、という解説は、指導計画を作る上での柱になりそう。

また「子どもの姿」「(週の)ねらい」「環境構成」「家庭や地域との連携」「 保育実践を見つめなおす目」…など、短期指導計画の立案のポイント7つが、実際の園の指導計画を例に上げながら、わかりやすくまとめられています。

「エピソード記録の書き方」では、週案日案の作成に欠かせない日々の保育記録でのエピソードの記録の大切さ、その振り返りのポイントや保育者としての思いの綴り方が、実例を交えて具体的にアドバイスされています。今日の保育記録からすぐに活かせそう!

年間指導計画、指導計画月案の事例が参考に!

3、4、5歳、それぞれ実際の3つの園の年間指導計画、4〜3月の指導計画月案例が紹介されています。
指導計画をつくるときの参考に、またこれまで作成した指導計画を見直し、さらにブラッシュアップしていくときのヒントを得られそうです。

各園が夏休み中に取り組んだ『「10の姿」につながる取り組み』も紹介されています。
指導計画を通して、園全体で保育実践を深めていくための目線合わせに、園内研修の企画や実施のときの参考にもなりそうです。


 出版社からの内容紹介

2018年施行の要領対応の指導計画実践例

2013年初版『神長美津子先生・監修 3・4・5歳児の指導計画 幼稚園編 』の【改訂版】です。2018年施行「幼稚園教育要領」に対応しています。
そのため年間指導計画、指導計画月案(4月~3月)を一新。
協力3園の保育者の方が実践にもとづいて年齢別の指導計画1年分を作成。子どもの姿が見えてくる具体的な内容です。
夏季休業の時期、8月分としては、「10の姿」につながる協力園の取り組みを紹介しています。神長美津子先生による「質の高い幼児教育を実現するために」「短期指導計画の立て方」「短期指導計画を立てるときの7つのポイント」「エピソード記録の書き方」は必読です。ぜひ幼稚園での指導計画立案にお役立てください。認定こども園の3・4・5歳児御担当の保育者の方もご参考にしてください。

※【改訂版】につきまして
冒頭の導入、解説部分は、新要領に対応し一部加筆、修正して再構成しています。
 指導計画は、『新 幼児と保育』2018年4/5月号~2019年2/3月号の別冊ふろくに掲載した内容を一部加筆、修正して再構成したものです。

書籍名:『3・4・5歳児の指導計画 幼稚園編【改訂版】

監修:神長 美津子
定価:本体1,100円+税
判型/ページ:AB判/96ページ

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