1月の指導計画（月案）＜5歳児・幼稚園＞

幼稚園の1月の月案指導計画（月案）、5歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級（クラス）づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新幼児と保育”2019年12/ 1月号ふろく「2019年度版指導計画」よりお届けします。

1月当初の子どもの姿

・カルタやすごろくなどの遊びを友達と楽しむ中で、文字や数への関心が高まったり、凧作りやコマ回しなどの遊びで自分なりに目的を持って取り組んだりしようとしている。
【数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚】【自立心】【思考力の芽生え】

・生活発表会の劇の内容について、自分の思いや考えを伝えて、クラスのみんなで一緒に進めていこうとする。
【言葉による伝え合い】【協同性】【豊かな感性と表現】

・学級やグループの友達と相談したり協力したりしながら共通の目的に向かって取り組む。

・正月遊びや冬の自然事象に興味を持ってかかわり、友達と一緒に楽しむ。

・カルタ、すごろくなどの正月遊びを通して文字、数への関心を高めたり、遊びや生活に取り入れたりして友達とくり返し楽しめるようにしていく。
凧作りやコマ回しなどでは、自分なりに目標を持って試したり工夫したりする楽しさや、目標を達成できたうれしさを感じられるようにしていく。

・クラスの友達と一緒に共通の目的に向かって、互いに自分の考えを伝え合いながら相談したり協力したりして取り組む楽しさを感じられるようにしていく。
また、励まし合ったり互いのよさを認め合ったりするうれしさを感じ、一人ひとりが自分の力を発揮しながら、みんなで作り上げていく充実感を味わえるようにしていく。