11月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>
保育園の11月の月案指導計画(月案)、1歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、個別配慮、子育て支援、環境構成など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年10/11月号ふろく「2019年度版指導計画」より、年齢に合わせてお届けします。
前月末の子どもの姿
・ことあるごとに玩具入れをひっくり返したり、そのカゴを押して室内を走り回ったりすることが多くなった。保育者が玩具を片づけている姿を見て駆け寄り、一緒に片づけようとする子も見られた。
・お昼寝前後の排泄でトイレに誘うと、友達がトイレへ行く姿を見て興味を持ち、ほぼ全員が嫌がることなく便器にすわるようになった。
今月のねらい
・戸外遊びを通して木の実や秋の自然に触れるなど、興味を持って遊ぶ。
・保育者に見守られながら衣服の着脱や排泄など、身のまわりのことをしようとする。
・身近なリズムに親しみ、友達と一緒に曲に合わせた体の動きを楽しむ。
子育て支援
・季節の変わり目で気温の変化が大きい時期なので、子どもたちの体調の変化を見逃さず、健康に過ごせるよう伝え合う。
・朝晩と日中の気温差に合わせて調節しやすい衣服を用意してもらう。
環境構成
・友達と同じ場所で遊びたい思いの子もいるが、ひとりで誰にも邪魔されずに遊びたい子もいるので、パーティションを使ってひとり遊びができるスペースを作り、一人ひとりの思いに寄り添いながら、環境を整えていく。
保健衛生
・歯科健診を行い、園児の歯の健康状態を把握する。
・気温の変化に留意し、子どもの体調の変化を見逃さず、健康に過ごせるように伝え合う。