保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

11月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2019/11/01
11月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>

幼稚園の11月の月案指導計画(月案)、4歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年10/11号ふろく「2019年度版指導計画」よりお届けします。

前月の子どもの姿

・運動会を経験し、学級のみんなと動く楽しさやその中で自分の力を発揮する心地よさを感じることができた。

・友達との遊びの中で、言葉でやりとりをしながらイメージを伝えて、それが重なるようになってきている。

・遠足で秋の自然に触れ、それを遊びに生かす様子が見られている。

今月のねらい

・自分のしたいことをいったり相手のいうことに応えたりして、友達の動きを意識して遊ぶ楽しさを感じる。

・学級のみんなですることを楽しみ、学級の中で自分なりの動きを出すようになる。

・季節の変化を感じ取り、自然に興味関心を持って遊びに取り入れようとする。

クラスづくりのポイント

・先月は運動会に向けた取り組みが中心となっていたので、今月はそこで育った友達関係を意識させて遊びが発展していくように援助する。これまでとは違った遊びの塊ができることも予想される。言葉で自分の思いを伝えようとする姿を丁寧に見取り、個々に援助することで伝わった喜びや遊びが展開していくおもしろさを感じられるようにしていく。

・机ふきなど、いつも保育者がやっていることを幼児に気づかせるようにし、自分でもやってみたいという気持ちややってみたらできたという満足感から、生活を自分たちで作っていく土台を整えていきたい。



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