5月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>
保育園の5月の月案指導計画(月案)、0歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、個別配慮、子育て支援、環境構成など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年4/5号ふろく「2019年度版指導計画」より、年齢に合わせてお届けします。
前月末の子どもの姿
・個人差もあるが、少しずつ環境に慣れ、ミルクを飲む量が増えたり、午睡も30分~1時間と眠れるようになったりしてきたが、まだ生活リズムは安定していない。
・話しかけたり、ふれあい遊びをしたりすると笑い、手足をバタバタさせることが多くなる。また、外に出ると近くにあるものや人に興味を示して手を伸ばし、触れようとしたり、同じ姿勢に飽きると、泣いたりして伝えようとする姿がある。
今月のねらい
・一人ひとりの欲求に合わせてかかわることで、生活リズムが整うようになる。
・保育者や友達と外気浴をして気持ちよく過ごす。
・興味があるものに手を伸ばして触れることや、保育者とのふれあい遊びを喜ぶ。
子育て支援
・子どもの好むわらべうたや、ふれあい遊びなどを資料にして保護者にも知らせ、家庭でも楽しめるようにする。
・疲れが出やすく、体調を崩しやすい時期である。園での視診の方法や、心配な症状について保健だよりで伝え、生活全般における休息の大切さも伝えていく。
環境構成
・一人ひとりの成長発達に合わせ、はう、立つ、歩く、つまむなど、やりたいことが十分にできるような広いスペースを用意する。また、つかまり立ちをして立ち上がった際に、興味のあるものに触れられるような、発達に合った動きを獲得できる環境も準備しておく。
・食べる、寝る、遊ぶための場所をそれぞれ確保し、生活習慣が身につくようにする。
保健衛生
・日によって気温差が激しいので、体調の変化に気をつけ、午前中の睡眠を保障するなど、健康に過ごせるようにする。