民間園の給料が上がる「キャリアパス」の仕組みって?<分かりやすいイラスト解説>
園で何人なれて、各々いくらもらえるか?
対象者について
園長・主任保育士(副園長)を除く、正規・非正規、調理師等を含む職員対象。
分配方法について
「トータルの人数の半分には4万円を払い、それ以外の人のお金は、役に就かなかった人に分配可能」…というのは?
例
たとえば、園長、主任をのぞいて、22人職員がいる園では、その3分の1は約7.3人になるね。つまり、切り捨てで7人の保育士が副主任か専門リーダーになれる(ただし、副主任と専門リーダーは、おおむね7年以上の経験者が対象)。
しかし「なんであの人たちだけ…」という不公平感が出ると人間関係的にまずい!
★そのため、このままその7人に4万円ずつ払うこともできるんだけど、7人の半分 7÷2=3.5(切り捨てで3人)にだけ4万円を払い、残りの4人のお金は、一人に最低5000円払って、残りは他の職員に分配できるのだそうです。
こんな風に、できるだけ不公平感を減らそうとしても、結局、みんなが納得するのは難しいという意見がある。
29年度、自治体への申請が間に合うようなら、利用しないともったいない気がする。
それに「いらないんだ」って思われちゃうから、何とか頑張って使ったほうがよいですよね?
…ということで、いかがでしたでしょうか?
ほいくるで実施したアンケートでは、他にも「導入してみての感想」や、「キャリアパス制度を導入して良いかどうか?」などについても聞いています。
「キャリアパス制度を導入して良いかどうか?」というアンケートに関しては、「導入してほしい」と答えた人が、57.9%も…!
詳細については、11月1日頃発売「新 幼児と保育2017年12/1月号」の連載企画「保育・誌上中継情報局(第4弾)」にて、結果を読み解いた内容と共に紹介されます! お楽しみに!