9月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>
幼稚園の9月の月案指導計画(月案)、5歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2018年8/9号ふろく「2018年度版指導計画」よりお届けします。
9月当初の子どもの姿
・友達との再会を喜び、夏休みの思い出を伝え合いながら、自分の体験に重ねて共感したり、興味を持ったことを尋ねたりして、会話を楽しんでいる。【言葉による伝え合い】
・1学期にしていた遊びを思い出し、友達と誘い合って楽しんでいる。【協同性】
・夏休み中に大きく生長したヘチマやゴーヤ、ヒョウタンへの関心が高まり、遊びに取り入れている。【自然との関わり】
今月のねらい
・関心を持って友達の話を聞いたり、自分の考えを伝えたりしながら、遊びや生活を楽しむ。
・自分たちでルールや場作り、役割などを工夫して、イメージを共通にしながら遊ぶおもしろさを感じる。
・秋の自然事象に親しみ、体を動かして遊ぶ気持ちよさを感じたり、発見したことを遊びに取り入れたりして楽しむ。
クラスづくりのポイント
・友達との再会を喜び、互いに経験したことを伝え合ったり、遊びに取り入れたりしている姿を大切にしていく。その際、相手の話に関心を持って聞き、聞いた話に共感しながら自分の考えを伝えていく楽しさを感じられるようにする。
・夏から初秋に移り変わっていく季節の変化について、園庭の草花や虫、栽培物、遠足で発見したことや原っぱで眺める広い空などを通して、気づいたり発見したりしてほしい。また、友達と一緒に体を動かして遊ぶことを十分に楽しめるようにしていきたい。