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9月の指導計画(月案)<3歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2018/09/01

9月の指導計画(月案)<3歳児・幼稚園>

 


幼稚園の9月の月案指導計画(月案)、3歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2018年8/9号ふろく「2018年度版指導計画」よりお届けします。



9月当初の子どもの姿

・夏休みが終わり、登園を楽しみにしている幼児がいる一方で、久しぶりの登園に不安を感じ、泣いたり保護者から離れられなかったりする幼児もいる。

・第1学期にしていた遊びを思い出し、使いたい遊具を持ち出して遊ぼうとする。

・身のまわりの支度の仕方を思い出し、やってみようとする。

今月のねらい

・園での生活の仕方を思い出し、自分でやってみようとする。

・興味を持ったことや、友達の動きにかかわって遊ぶことを楽しむ。

・学級のみんなと同じ場で遊ぶ楽しさを知る。

クラスづくりのポイント

・久しぶりの登園に、幼児の姿もさまざまである。入園当初のように、呼名やスキンシップを行って、一人ひとりとの信頼関係を改めて築くようにする。また、安心して生活を始められるように、第1学期の経験が思い出されるような環境を設定しておく。一方で、環境に飽きて遊びが展開されないということがないように、新しい遊具や場などの環境も効果的に変化させていく。

・運動会など、今後は学級のみんなと活動する機会が増えてくる。学級のみんなと行う活動を意図的に取り入れ、みんなで一緒に活動する楽しさを感じられるようにする。

 

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