【絵本×あそび】はるをみつけよう〜絵本/はなをくんくん〜
みんなはどんな時に「春がきた」と思うかな。
ついつい一緒になってはなをくんくんしたくなるような、絵本とあそびご紹介。
春のにおいや合図をたくさんみつけてみよう。
あそびの元となった絵本のタイトル
作:ルース・クラウス
絵:マーク・シーモント
出版社:福音館書店
出版社からの内容紹介
雪深い森の中、冬眠から突然さめ、はなをくんくんさせて駆けていく動物たち。
やわらかいタッチの美しい絵と詩のような文で、自然の摂理と喜びを無理なく子どもに語りかける名作。
どんな絵本?
・繊細なタッチが美しいモノクロの絵本。
・動物たちの表情が豊かに描かれている絵本。
・言葉が少ないけれど、細かく描かれた絵から色んなイメージやストーリーが広がりそうな絵本。
・眠っていた動物たちが一斉に目を覚まし、どこかへ向かって走っていく様子に「何があるんだろう」とワクワクしてしまう展開が楽しめる!
・くり返し使われる「はなをくんくん」という言葉に親しみが湧いてきて、いつの間にか惹きこまれてしまうお話。
・どんなにおいがするのか、動物たちと一緒に「くんくん」したくなる絵本。
絵本からの発展あそび
<その1>
みんなの春は、どんな春?
春ってどんなにおいがするだろう?
どんな時に「あ、春がきた!」と思うかな?
あたたかい風がふいた、きれいなお花をみつけた、てんとう虫をつかまえた…
思い思いに話してみたり、思い描いた春を絵を描いてみたり、折り紙を貼ったり、自由に表現してみよう!
<その2>
春探しに出かけよう!
外に出てお散歩しながら、春を見つけてみよう。
木や草はどうなってるかな。
公園、土の中、花壇など、冬と春はどんなふうに違うか探してみよう。
ポイント!
・絵から広がる世界を子どもたちがそれぞれに楽しめるよう、じっくりゆっくり読める環境を大切にするとより楽しい。
・子どもたちがそれぞれにイメージする”春”のイメージを大切に、自由に話し合ったり表現し合える環境を大切にする。
・風があたたかくなってきたこと、お日さまが沈む時間がおそくなってきたことなど、五感を使って季節を感じることの楽しさを感じれる環境を大切にすることで、身近だけど気づきにくいことに関心を持つきっかけに。
・梅や桜が芽吹いてきたり、青々とした草が生えてきたり、ありやだんごむしが出てきたり…。身近な場所にある春の合図をお子さんと一緒にみつけて下さい。
・目に見えること以外にも、風が温かくなってきたことや、お日さまが沈む時間が遅くなってきたことなど、様々な違いに気づかせてあげて下さい。