保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

にぎにぎザウルス〜“見立て”を楽しむ遊び〜

矢生秀仁
掲載日:2023/08/24
にぎにぎザウルス〜“見立て”を楽しむ遊び〜
アルミホイルを使って、粘土みたいに形を作る造形遊びです。
ぜひ遊んでください♪

今回は、“形の見立てと組み合わせ”という工作のポイントとご一緒にご紹介します。

材料

・アルミホイル

使うもの

・セロハンテープ
(あれば、アルミテープの方が貼り合わせやすく使いやすい。100円ショップでも購入できます。)

作り方

1. アルミホイルで恐竜の顔と体を作る。
アルミホイルを丸めたり、ねじったり、つまんだりして恐竜の顔と体を作る。

2. アルミホイルで恐竜の足を作る。
アルミホイルを丸めて、足のパーツを作る。

3. 体と足をつける。
セロハンテープで恐竜の体と足を貼り合わせて完成。


※貼りにくいときには、セロハンテープを一周巻いて、テープにテープを貼るようにして作ると、パーツをくっつけやすい。


※難しい場合は、アルミテープを使うと貼りやすい。

. 遊ぶ。
いろいろな恐竜や生き物をつくって遊ぼう!


造形のポイント

アルミホイルは粘土のような感覚で使うのがおすすめ。


アレンジ

恐竜の他に、動物や昆虫を作るのも楽しい!

油性ペンで色をつけたり、色画用紙で装飾したりしても楽しい!


ひでちゃんの工作ポイント!

形の見立てと組み合わせ

工作をする時、こどもたちは頭の中で何をしているかと言うと、「形の組み合わせと見立て」をしています。
例えば、三角の積み木と四角の積み木を組み合わせて家に見立てるとか、今回の場合だとアルミホイルをにぎって恐竜に見立てるとか。こんなふうにある素材(積み木、ブロック、廃材、枝や葉など)を組み合わせて、何かに見立てるのが工作のはじまりです。
だから子どもたちと工作をするとき「私には、引き出しがない」という先生やお母さん、お父さん安心してください。
その時々の素材で、色んな形を組み合わせて「これ何に見えるかな?」と子どもたちに聞いたら、どんどん自分たちで発想しますから。素材を準備して、なにができるかはお楽しみ。気楽にはじめてみてくださいね。