7月の指導計画（月案）＜1歳児・保育園＞
新 幼児と保育
保育園の7月の月案指導計画（月案）、1歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級（クラス）づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2021年6/7月号ふろく「2021年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・トイレに誘うと嫌がることなく便座にすわる姿が見られる。また、月齢の低い子もまねをして便座にすわりたがる様子が見られるようになってきた。
・友達の遊んでいる玩具や絵本に興味を持ち、取ったり、押したりなどのトラブルが見られるようになってきた。
・食事は、自分で食べたい気持ちが強く、こぼしたり、手づかみをしながらよく食べている。
・着替えに意欲的な子と、そうでない子がいる。
今月のねらい
養護
・衣服の着脱などを自分でやってみようとする意欲を大切にしながら、世話をする。
教育
・水、泥遊びを通して感触を楽しみ、汚れを嫌がらない。
・喃語（なんご）や指さし、言葉をしっかり受けとめ、訴えたいことを言葉にしていく。
子育て支援
・水遊び、シャワーなどは健康カードを使い、体調状況について細かく伝え合う。
・汗をかいたり、水や泥で遊ぶために着替えをこまめにすることを伝え、衣類を多めに用意してもらう。
・水いぼやとびひなど、夏に見られる皮膚疾患についての対応をしっかり伝えていく。
環境構成
・園庭は遮光ネットを張ったり、テラスはサンシェイドを広げたりして、熱中症などに気をつける。
・水の事故（滑って転ぶ、窒息）の危険について、クラスで事前に確認する。
保健衛生
・エアコンを使用する際には、外気温との差に十分に注意し、こまめな換気を行いながら快適に過ごせるようにしていく。
・水遊びの際は水温、外気温度を測り、熱中症に気をつける。
