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11月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2020/10/30
11月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

保育園の11月の月案指導計画(月案)、0歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020年度 10/11月号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・室内外ですべり台の階段やゆるやかな坂で上り下りをして、体を動かしている。

・絵本を「よんで」と持ってきたり、「でてこーい」や「ぱたぱた」など、読んでいるときに出てくる言葉をいったりする。

・自我がはっきりしてきて、嫌なときには泣いたり、言葉や身ぶり手ぶりで伝えようとしたりする。

・友達や保育者の姿をよく見ていて、模倣したり、手あそびやわらべうたのまねを盛んにしたりする。


今月のねらい

・散歩や戸外遊びでは、秋の自然に触れ、興味を持って遊ぶ。

・保育者や友達と音楽に合わせて体を動かしたり、まねっこ遊びやふれあい遊びを楽しむ。


子育て支援

・衣服の着脱に興味を持っている様子や、家庭での援助の参考になるような具体的なかかわり方を伝え、自分でやってみたいという気持ちの芽生えにつながるようにする。

・歩行の安定や言葉の獲得など、日々大きく成長する姿を伝え合い、子どもの成長を保護者とともに喜び合えるようにする。


環境構成

・自然物(マツボックリ、落ち葉など)を集める容器を持って出かけたり、秋の自然を感じられるように声をかけながら、一緒に探索を楽しむ。

・まねっこ遊びやふれあい遊びが楽しめるような玩具を準備する(タオルハンモック、オーガンジーの布など)。


保健衛生

・体調を崩しやすい時期なので、視診をより丁寧に行い、換気、水分補給を心がける。

・薄着で過ごすことで体温調節機能が高まり、風邪をひきにくい体が作られるため、薄着で過ごす習慣がつくようにする。



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