9月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>
幼稚園の9月の月案指導計画(月案)、5歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020年8/9号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・プール遊びやチーム対抗の遊びに取り組む中で、水の性質を体感したり、数や量を感じ取ったりした。【健康な心と体】【協同性】【思考力の芽生え】【数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚】
・自分なりの目的に向かって試行錯誤したり、1学期に学級でしたことをふりかえりながら、満足感を得たり、自分の成長を感じた。【自立心】【協同性】【思考力の芽生え】
今月のねらい
・自分の考えを相手に伝えたり、相手の思いを聞いたりしながら、遊びや生活を進める楽しさを味わう。
・学級の友達と共通の目的に向かって取り組み、自分の力を発揮する楽しさを味わう。
・自分たちの生活に見通しを持ち、自分たちで進めていこうとする。
クラスづくりのポイント
・夏休みが明けるが、5歳児なので生活の仕方などは覚えている幼児が多い。すぐに友達とのつながりを取り戻そうとするので、友達とのつながりや共通点を感じられるような環境を用意していき、遊びにつなげていきたい。
・10月の運動会を意識して、小学生の運動会の取り組みを刺激にしていく。力強く取り組む小学生の姿を刺激とし、まねをしてみたいと思う気持ちを育てていきたい。リレーやかけっこなどから「速く走りたい」「勝ちたい」などの気持ちを引き出し、運動会につなげたい。