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日差しを楽しむ 夏のウインドウ・アート 〜第1回 挟んでラクラク! パッチワーク・ウインドウ~

新 幼児と保育
掲載日:2020/06/30
日差しを楽しむ 夏のウインドウ・アート 〜第1回 挟んでラクラク! パッチワーク・ウインドウ~

夏の空をキャンバスに、太陽の日差しを材料にして、窓を飾ってみませんか?
光を通した色、時間ごとに動く影が、子どもたちの心をとらえることでしょう。

第1回は「パッチワーク・ウインドウ」
トレーシングペーパーにのりを塗って、ちぎったお花紙や葉っぱを置いて、挟む。それだけで、パッチワークのピースが完成です。窓いっぱいに飾って、パステルカラーの光を楽しみましょう。

(この記事は、『新 幼児と保育』2018年8/9月号 に掲載されたものです)

プラン・制作 天野耕太・季子


材料

・トレーシングペーパー
・お花紙
・葉っぱ
・毛糸
・マスキングテープ


使うもの

のり


作り方

1、トレーシングペーパー全体にざっとのりを塗る。
のりは塗り残しがあっても大丈夫。ざっと塗るだけでよい。
その上に好きな材料を好きな場所に置く。


2、トレーシングペーパーを重ねて挟むか、写真のようにお花紙を重ねて挟んでもきれい。

3、 これで1枚できあがり。
ほかにも光を通す素材を、いろいろ試してみよう。


4、全体のバランスを見ながら、まずはテープで窓に仮どめする。
重なってもOKです。


5、位置が決まったら、マスキングテープで縁を窓に貼りつける。



できあがり!



ポイント

窓に貼るとき、セロハンテープや粘着テープは、ガラスに残ったのりがべとべとになりやすいので、マスキングテープがおすすめ。
フレームにもなるので、いろいろカラフルに貼っちゃおう!



教えてくれた人

天野 耕太さん・季子さん
耕太さんはスペインで曲芸を学び、日本全国をパフォーマーとして巡業する。
季子さんは美大で彫刻を学んだのち、現在は新潟県内の美術館で学芸員として勤務。
ふたりの著書『子どもと飾る 保育室アート 春夏秋冬』(小学館)好評発売中!

文/清水洋美 撮影/茶山 浩



この記事の出典  『新 幼児と保育』について

 新 幼児と保育(小学館)

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