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6月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2020/06/01
6月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>

幼稚園の6月の月案指導計画(月案)、5歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020年6/7号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・大型遊具の扱いにも慣れ、友達と思いを伝え合いながら遊ぶ姿が見られている。【言葉による伝え合い】【協同性】

・数人の友達と目的を意識しながら話し合いをし、何かを決めていく経験を重ねる中で、いろいろな友達の思いを聞いたり、自分の思いを出したりした。【自立心】【言葉による伝え合い】【協同性】

 

今月のねらい

・興味のあることに自分から取り組み、追求していく喜びを感じる。

・自分のイメージしたことや思い、考えを相手にわかるように伝え、遊びの中で自分の力を出していく。

・学級のみんなで行う活動に意欲的に取り組んだり、楽しんだりする。

 

クラスづくりのポイント

・室内で遊ぶ時間が多くなる。自分のイメージに向き合い、それを実現するために考えたり試したりすることを経験させたい。また、イメージを出し合いながら友達と一緒に遊ぶ楽しさを味わえるようにする。思いや考えがぶつかることを想定しながら、これまであまり自分の考えを表に出さなかった幼児からも意見を引き出し、新しい友達関係が構築できるようにも配慮する。

・学級のみんなでする活動を積極的に取り入れ、学級のいろいろな友達のよいところに気づくようにする。運動遊びや室内ゲームなど、いろいろな種類の活動を取り入れることで、友達の多面性に触れられるようにする。

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