保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

1月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2020/01/03
1月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

保育園の1月の月案指導計画(月案)、0歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年12/ 1月号ふろく「2019年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・年末年始の休みの間に生活が乱れたり、不安定になり登園を嫌がる子どもがいる。

・排泄後など、ズボンを自分ではこうとする姿が見られる。

・友達と一緒に手あそびをしたり絵本を見る時間が楽しい様子である。

・新入園児が入ったことで不安を感じたり、甘えが強くなっている。


今月のねらい

・生活リズムを整えながら、寒い冬を元気に過ごす。

・保育者のしぐさのまねをしたり、友達ともののやりとりを楽しむ。

・自分の好きな絵本を読んでもらう。


子育て支援

・年末年始の休み明けには家庭での生活リズムを聞き、無理のないように園の生活リズムに戻していくようにする。

・インフルエンザなどが流行しているので、家庭でも子どもの体調変化に気をつけてもらい、早期発見につなげていく。


環境構成

・午睡時間以外でも眠くなったらすぐに眠れる場所を確保しておく。

・行動範囲が広がってきたので、遊びのコーナーの間を広く取り、転倒の際に頭をぶつけたり大きなケガにつながらないような配置を考える。


保健衛生

・何でも口に入れる年齢なので、誤飲等に気をつけ、飲み込める大きさの玩具は置かないようにする。

・家庭でできる感染予防などを看護師からの便りにして周知する。

・室内は除菌水を散布し、こまめな換気や湿度調整を心がける。


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