保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

【実験遊び】スプーンから「鐘」の音!?不思議な音あそび〜素材/計量スプーン〜

吉田麻理子
更新日:2023/05/19 掲載日:2019/10/01
【実験遊び】スプーンから「鐘」の音!?不思議な音あそび〜素材/計量スプーン〜
骨伝導を利用して、スプーンの音を不思議な音に変化させてみましょう。

使う素材は…「計量スプーン」です。

エピソード

この夏、とある楽器作りの連続講座に参加しました。
月に2回、先生が考案された、様々な楽器の作り方を教わるのですが、ある日紹介された「骨伝導でスプーンの音を聞く」楽器。
これが非常に面白く…!

スプーンを金属で叩く音を通常通り耳で聞くと「チーン!」と聞こえますが、骨伝導で聞くと「カァーーーーン」と、お寺の鐘のような音に変化するのです。

今回は、この時教えていただいた楽器を簡略化して、保育の場でも簡単に楽しめる、骨伝導を利用した音遊びをお伝えします。

材料

・大さじの計量スプーン
・金属のもの(スプーン・フォーク等)

使うもの

タコ糸 30cm程

準備

1. 計量スプーンの穴に、タコ糸を入れ結びます。

2. タコ糸のもう一方の端を、輪にして結びます。

3. これで準備完了です!

遊んでみよう

2.で作った輪を、片手の人さし指に掛けます。

その指を片耳にそっと入れ、スプーンや糸が体に触れないように、ちょっと前傾姿勢になります。

この状態で、ぶら下がったスプーンを金属で叩くと…!?
糸が音を直接骨に伝え、「骨伝導」で音を聞くことができます。
どんな音がするか、ぜひ試してみてくださいね。

ポイント!

スプーンの大きさを変えると、どんな音がするかな?
小さじなどでも試してみましょう!


家でできる室内遊びその他のおすすめ記事

\小学生も楽しめる/家でできる室内遊びアイデア50

子どもだけでも楽しみやすい遊びや、準備なく楽しめる遊びなど、家でできる遊びをたっぷりお届けします!

詳細はこちら