10月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>
保育園の10月の月案指導計画(月案)、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、個別配慮、子育て支援、環境構成など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年10/11月号ふろく「2019年度版指導計画」より、年齢に合わせてお届けします。
前月の子どもの姿
・戸外から室内に戻ると自分から手洗い・うがいをし、トイレに行こうとしたり、自分で着替えようとしたりする姿が少しずつ見られてきている。
・異年齢児とリズム遊びを行うと、幼児の動きを見てまねしたり、ピアノの音を聞いて、自分から体を動かしたりして楽しんでいる姿が見られた。
・室内で巧技台を使って平均台や滑り台にしたり、ジャンプなどで体を動かしていた。50〜70センチの巧技台になかなか登れなかった子も、くり返し行うことで、自分で登ってジャンプできるようになった。
今月のねらい
・尿意を伝え、自分でトイレに行き排泄しようとする。
・生活の流れを知り、身のまわりのことを意欲的に行おうとする。
・季節の変化や気温に留意し、健康に過ごす。
・園庭でさまざまな遊具を使って、積極的に全身を動かす運動遊びや、友達と一緒にかけっこなどを楽しむ。
子育て支援
・子どもたちが意欲的に着替えられるよう、引き出しの中に十分な衣服を準備してもらえるよう伝えていく。
環境構成
・子どもたちが安全に遊べるよう、園庭の遊具を点検していく。
・園庭に白線を引いたり、コーンを置くなどして、道路に見立てたり、遊び方を工夫していく。
保健衛生
・園庭遊びや散歩に行く際は、虫よけをして蚊に刺されにくくしていく。
・室内が乾燥しすぎないよう、加湿を行いながら調節をし、快適に過ごせるようにしていく。