\開催レポート/みんなが考える“理想”の保育って?〜ほいくるミーティング vol.3〜
自分だったらどんな保育をするだろう。
子どもたちのいろんなチャレンジを楽しめる保育?
子どもたち一人ひとりの興味関心に合わせた保育?
大人の都合に縛られることなく、おもいっきり子どもの好きなことを楽しめる保育?
…いろんな“やってみたい”保育のイメージが溢れてくるのではないかなぁと思うと同時に、園の体制やルール上なかなかそんな保育ができない…という現状に、葛藤やモヤモヤを感じている人も少なくないかもしれません。
そこで今回「ほいくるミーティング vol.3」では、理想だなと思う保育やその保育へのハードルとなっている課題をみんなで共有してみたり、じゃあどうやったら実現できるだろう?ということを探求してみることにしました!
4月19日「みんなの保育の日」に開催!
ほいくるミーティングを開催した4月19日は、4(ふぉー)19(いく)で保育の日。
みんなの保育の日は、「保育」について改めて社会全体で考えるきっかけを作ることを目的とした日です。
今回、そんな保育の日にイベントに参加してくれた保育士・幼稚園教諭のみなさんは、全部で7名。年齢も性別も、勤めている園の特色や経験年数もさまざま。
どんな話し合いが展開されていくのか、始まる前からわくわくします。
わたしのやってみたい、こどもたちのやってみたい
わたしは本当はどんな保育がやってみたい?
子どもたちは本当はどんなやってみたいを持っている?
まずは自分の保育観や子どもたちの姿をじっくり思い出しながら考える時間からスタート。
なかなかでてこないかな…というこちらの心配を他所に、どんどん書いていく参加者のみなさん。
書いたあとにどんな「やってみたい」を書いたのかグループごとに対話をしていきます。
思わず「分かる〜!」という声や、やってみたいを実行する子どもの姿に笑いが溢れる場面も。
参加者のみなさんからでてきた「やってみたい」
わたしのやってみたい
・遊びのきっかけをつくる
・あぶないことも子どもにいいよと言ってあげる
・対話のじかんを保育のなかにつくる
・絵本の読み聞かせをする
・子ども主体の保育をする
・季節のものを保育に取り入れる
こどものやってみたい
・好きなことを好きなだけやる
・「だめ」と言われることこそやりたい
・おもしろいことは、何度でも繰り返す
・自分の気持ちを存分に主張したい、聞いてほしい
・自分で選択できる環境。保育者に許可を取らずに生活する
・体をたくさん動かして遊ぶ
KPTで振り返る
そのあとはKPTというフレームワークを使って、「やってみたい」の振り返り。
やってみたいを実現するためにどんなことができていた?
逆にうまくいかなかった理由はなんだろう?
日々の自分の現場に落とし込んで考えていくことで、やってみたいを実現する糸口を探っていきます。
はじめの一歩宣言!
あっという間に時間が過ぎていき(話が盛り上がり時間が足りない…!)、最後に「わたしのやってみたいの“はじめの一歩”」を一人ひとり宣言していただきました。
話したからこそ新しいモヤモヤや悩みが出てくる姿も見られましたが、明日からまた続いていく子どもたちとの生活を楽しみにわくわくしながら宣言する姿がとても印象的でした。
参加者のみなさんからの声
・自分の気持ちに向き合えるいい時間だった!
・職場も巻き込んで保育のことや子どものことを考えていきたいと思った。
・他の保育園や幼稚園で働く人と話す機会をなかなか持てないから、いい刺激になったし、とても勉強になりました。
・改めて保育を振り返るいいきっかけになったので、自園でも試してみたい!
・日頃のモヤモヤの糸口になるようなものを掴めた気がする。たちどまって考えるいい機会になった。
参加してくださったみなさん、改めてありがとうございました!
ほいくるミーティングは、今後も毎月1回の開催を目標に定期的に開催していきます。
今回のようすを踏まえて、今後はもう少し時間を取ろうかなぁ…次回はどんなテーマにしよう?と思案中。。
今後の開催については、決まり次第ご案内いたします。
ご興味のある方はぜひご参加くださいね!