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【保健コラム】鼻水がついたティッシュをポケットに入れておきること…!

神谷知子
掲載日:2017/01/26
【保健コラム】鼻水がついたティッシュをポケットに入れておきること…!

こどもたちの鼻水を拭いたティッシュ。
捨てたくても、ごみ箱が近くにない!という場面、ありませんか?

仕方なくポケットに入れたティッシュに隠された事実と、気をつけておきたいことをご紹介!


鼻をかんだティッシュに潜むもの

鼻をかんでいる写真

鼻をかんだティッシュ。
そこには、たくさんのばい菌がついています。

ティッシュについたばい菌(風邪やインフルエンザのウイルスを指しますが、ここではわかり易くばい菌と書きます)は、ばい菌の種類や、温度・湿度によって変わりますが、2~12時間は感染する力を持つといわれています。

ポケットのなかはどうなっている?

ティッシュの写真

鼻水で濡れたティッシュをポケットに入れる

ポケットを濡らしポケットにばい菌がうつる

子どもがポケットに触れると、ばい菌が子どもに…!(感染の原因に)

ティッシュの捨て方

ばい菌がついたティッシュはビニール袋に入れて封をして捨てるか、蓋のついたゴミ箱に捨てることが望ましいといわれます。
でも、どうしても捨てられないこともありますよね。

捨てるのが難しい場合、小さなゴミ袋をエプロンのポケットに入れておくのも一つです。
できれば封ができる袋がいいですね。

ティッシュをジップロックに入れている写真

アルコールで湿らせたティッシュを入れておくと、ばい菌のついたティッシュを入れた時にアルコールである程度、除菌することができます。
また封をすることで、ばい菌が広がりを抑えます。

鼻風邪が蔓延する冬。
少しでも感染の機会を抑えて、みんなで元気に乗り越えたいですね!