【保健コラム】目にゴミが入った時の正しい対処法
目にゴミが入って痛くて泣いている子がいたら、どうしていますか?
目を洗う?涙でごみが取れるのを待つ?
今回は、保健指導にも使える簡単にゴミが取れる方法をご紹介!
使うもの
・水
・ティッシュ
ゴミの取り方
※必ず、手をきれいに洗ってから行いましょう!
1、ティッシュを水につけ、ゆるく絞る
2、こどもを寝かせ、頭を支えて目薬を垂らすように水を垂らす
3、ゴミが浮いてきて流れ落ちたら、別のティッシュでふき取る
補足
この方法、実は子どもたち、嫌がることがあります。
「何をされるかわからない」と大人でも不安ですよね。
子どもの時、何をされるか分からない怖さから病院がトラウマになったことはありませんか?
小児への治療では、遊びながらこれからどんな治療をするのか説明することがあります。
お人形を患児が治療することで、どのようなことをするのかわかり、「元気になるため」という動機付けにもなります。
それでも嫌で泣いてしまうのですが、知らずにやられるよりは子どもの受けるストレスが異なります。
そこで!
今回は、子どもの恐怖心を保健あそびで取り去る方法もご紹介◎
あそびの中で、目にゴミが入った時にどの様にとるかを知っておくと、実際の場面で予測ができます。
子どもが不必要な不安を感じなくてすむだけでなく、大人も落ち着いて処置をすることができますね!
保健あそびで子どもの恐怖心を取り去ろう!
必要なもの
・お人形(布でないほうが濡れた時にふき取りやすい)
・水
・ティッシュ
・目の粗い砂
導入
人形が目に砂が入っちゃったと泣いていることを伝える。(どうしたらいいかな?など聞いてみても良いですね)
実施
ティッシュを濡らしゆるく絞る。
お人形の頭を固定し、目に水を垂らす。
ゴミが取れてにっこり!
子どもたちにお人形のごみをとる体験をしてもらってもいいですね。
ポイント!
本当にごみが目に入った時には、
・目をこすらない(目に傷がつく)
・すぐに(保育士や)大人の人に伝える
・お友達同士でごみをとろうとしない
この3つを約束しましょう!!