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おさんぽでみつけるたくさんのこと

この日は4歳児の女の子と、ふたりっきりで1時間のお散歩。

すべりだいを見つけると、階段を勢いよくかけあがりましたが、 すぐにはすべらず、手すりにぶらぶらとぶらさがりました。


わたしが、「うでの力があるね!」 と言うと、

「うでのちからじゃないよ、 てのちからだよ。うでよわいの。
…あ、うでのちからあった。
やさいだいすきだもん。
だってママがいってたじゃん。 やさいだいすきだって。 だから、うでのちからつよいの。」

と考えながら教えてくれました。


その後、ポールで休憩。



「おみせにいこうかな。“うそんこ”のおみせ。」

と考えています。


うそんこのおみせやさんに行ったあとは、 ほんもののお店に。          

「これなに?おもしろそう」

一瞬で気になるものを見つけました。



「おかねもってないから、かえないなあ。」

外に出てみると、駐車場に黒い液がこぼれています。





「これ、くるまのうんちだよ。」

と教えてくれました。


「あー、はながさいてるね。しゃしんをとりたい。」

とお話しながら歩く彼女でしたが、そのうち、今度は下を向いて黙ってしまいました。

「せんからでたら、まけだよ」



真剣な表情です。

「そろそろ家に帰ろうか」 と声をかけると、

「ここからいけるよ」

と柵に足をかけました。



反対側に着地したそのとき、

「おとなはじゆうなのに」

と言うので、「こどもは?」 と聞くと、

「じゆうじゃない。じゃんぷしていくのじゆうだよね?めちゃくちゃ。」

と、説明するように話してくれたのでした。



こどもたちは目に入ったものを見て、一瞬であそびを考える。 お話をつくる。 思い出す。 自分の気持ちを話す。
わたしと過ごした時間は、たった1時間。 彼女にとっては、どんな時間だったのだろう。 大人にとっての1時間と、どう違うのだろう。

大人と子どもの時間について考える1時間でした。


作成:asobi基地 西巻慧菜

  • 保育士/イラストレーター 西巻 慧菜
  • 西巻 慧菜(保育士/イラストレーター)

上海万博日本館アテンダントを経験後、海外でも使える資格を求めて保育士になる。北京の保育園での勤務を経て帰国。子どもが表現するそのままの世界を大事にしている。

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