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耳の日とは?(3月3日)〜子どもに伝えやすい行事の意味や由来、過ごし方アイデア〜

ほいくる編集部
更新日:2020/12/29 掲載日:2013/02/15
耳の日とは?(3月3日)〜子どもに伝えやすい行事の意味や由来、過ごし方アイデア〜
3月3日というと、ひな祭りのイメージがあるけれど…

実は耳の日でもあるって知っていた? 

でも一体耳の日ってなんだろう?耳の日のあれこれをご紹介!

耳の日(3月3日)

毎年3月3日を、耳の日といいます。
耳の大切さや、耳の病気にならない方法、治し方などについて知ろう!という日です。

1956年(昭和31年)に、日本耳鼻咽喉科学会によってつくられました。

どんな日なの?

鼻がつまったり喉や耳が痛くなったことはありますか?
そんな時に病院で診てくれる耳や鼻、喉のお医者さんたちが集まって作った日なのだそう。

電話をつくったグラハム・べルという人も、3月3日に生まれたんだって。
そして、ヘレン・ケラーが初めて、サリバン先生と勉強した日とも言われています。

ヘレン・ケラーってだあれ?

昔、アメリカという国に、「ヘレン・ケラー」という女の人がいました。
2歳の時に、高い熱がでたことによって、耳が聴こえない・目が見えない・話すこともできなくなってしまったんだって。
その後サリバン先生という先生に出会って、手でお話しをする「手話」や、指で読める「点字」を学んで、話せるようになりました。
そして、自分と同じように病気で苦しんでいる人たちのためにいろいろな活動をしたと言われています。

・手話…手の動きでお話しするので、耳が聞こえなくても話すことができる。
・点字…ボコボコに浮き出ている点の数で文字をあらわしているから、目が見えなくても文字を読むことができる。

どうやって過ごす?

耳を澄ませたり、耳をふさいだりしてみよう

「しー…」口を閉じて、そっと耳を澄ませてみると…どんな音がきこえてくるかな?
ピアノの音、車の音、風の音。
いろんな音があるのが感じられるかな…?

次は耳をふさいでみよう。
耳をふさいでみると、聞こえていた音が聞こえなくなるから、ちょっぴり不安な気持ちにも。

耳の大切さについて、それぞれが感じられる時間を過ごしてみよう。

子どもたちと、学んでみよう!

耳についての本やヘレン・ケラーについての本、手話の本を読んでみたり、簡単な手話であいさつをしたりしてみよう。
目をつぶって身近な音や不思議な音を聞いて何の音かを当てるゲームをしてみたり、音の鳴る方を追って探検ゲームなをしてみるなど、「耳」を意識的に使った遊びをしすると、なにか発見があるかもしれません。