保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]by 小学館

作って遊ぶことを楽しめる環境(埼玉県入間市ーあんず幼稚園)

掲載日:2025/11/25
作って遊ぶことを楽しめる環境(埼玉県入間市ーあんず幼稚園)

ー 子どもたちとの日々の暮らしのなかにある“モノ” や “場(空間)”に焦点をあてて、そのひと場面をめぐっていく企画より。

作って遊ぶことを楽しめる環境

作って遊ぶことを楽しめるよう、あんず幼稚園では、各クラスごとにその時の子どもの姿に合わせながら、様々な素材を置いています。子どもたちが自由に見立てられるように、家庭から持って来た牛乳パック・プリンカップ・ペーパー芯・空き箱などを使って、セロテープやガムテープを貼って作って遊びます。

例えば、ハサミで切る経験がまだ少ない子どもたちが意欲的にハサミを使えるにはどうしたら良いかな、と考えて、線に沿って星が切れる材料を並べて自由な場面で使えるようにしてみたり。
切る技術的が積み上げられた頃には、星の型紙を用意して、自分たちで線を引いて作るところから楽しめるような材料を並べたり。年齢や技量に合わせて準備をしています。


お面の帯や細い棒なども用意しています。
棒は、子どもたちが自分で作ることを楽しみたい時もあれば、棒を作ることが目的ではなく材料としてすぐに使いたい!という時もあるので、それぞれの場面に応じて使えるよう並べています。


できるだけいろいろな素材に出会っていってほしいという思いから、子どもたちの姿や活動合わせて、他にもいろいろな廃材や素材を意識的に用意しています。

(あんず幼稚園 ✕ HoiClue編集部)

テーマ:大切にしている素材、取り入れているモノ、工夫している置き方