8月の指導計画(月案)<4歳児・幼稚園>
夏休みで指導計画がない8月は…
「10の姿」につながる取り組みとして、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を見つめるための現場での実践をご紹介。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌『新 幼児と保育』2022年夏号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。
8月の保育内容から期待する「10の姿」
・当園は8月も夏期保育を実施している。夏期保育は自由登園のため、いつ参加してもいいように期間を長く設けて遊びの内容を設定している。また、天候などに配慮しながら、外遊びを適宜取り入れている。
・今回は夏期保育中に実施したそれぞれの活動について、週の予定と照らし合わせながら、どのような育ちを期待しているか、「10の姿」を視点にして示した。
夏期保育の中で一層の深まりを期待する「10の姿」
1)健康な心と体
2)自立心
3)協同性
4)道徳性・規範意識の芽生え
5)社会生活との関わり
6)思考力の芽生え
7)自然との関わり・生命尊重
8)数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚
9)言葉による伝え合い
10)豊かな感性と表現
前月末の子どもの姿
・クラスの中で新しい友達の存在を知り、関心を抱く姿が見られる。
・クラス単位での生活が主軸となってしばらく経過し、自分の居場所や生活の流れがわかり、安定して過ごすことができる。
今月のねらい
・水遊びやプール遊びなど、この季節ならではの遊びを思いきり楽しむ。
・興味のある遊びや場を通してさまざまな友達と遊びを共有し、友達と楽しむ経験を深める。
・お泊まり保育に参加し、親元を離れて友達と過ごす経験の中で、達成感を味わう。
夏期保育中の活動
・プール遊び
・お泊まり保育
・「けんしんこどもまつり」年少児〜年長児まで縦割りで交流し、自分たちで用意したお店を楽しむお祭りごっこ。9月初めに行うため、7月初めから準備をする。
・お誕生会
▶ダウンロードすると、以下のくわしい内容をご覧いただけます!
ダウンロード用の指導計画の写真部分には、加工を施してあります。予めご了承ください。
・プール、水遊び
・お祭りコーナー「射的屋さん」
・外遊び
・はさみの活動 「ちょうちん作り」
・お泊まり保育、キャンプファイヤー
…ほか