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7月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>

新 幼児と保育
掲載日:2020/07/01
7月の指導計画(月案)<5歳児・幼稚園>

幼稚園の7月の月案指導計画(月案)、5歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2020年6/7号ふろく「2020年度版指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・水や砂などの、いろいろな素材にかかわって遊ぶ中で、自分なりの目的を持ってくり返し試したり工夫したりする姿が見られた。【健康な心と体】【自立心】【思考力の芽生え】【数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚】

・誕生会で自分の係をまっとうしたり、地域の高齢者や保育園児とかかわることを楽しんだりして、自分ができることを実感する姿があった。【協同性】【社会生活との関わり】

 

今月のねらい

・数人の友達と同じイメージで遊ぶことを楽しみ、自分たちで遊びを進めようとする。

・くり返し遊ぶ中で、自分なりの目的に向かって挑戦する気持ちを持ち、考えたり工夫したりして取り組む。

・学級のみんなで行う活動について、課題に向けて個やグル―プで進めていく楽しさを味わう。

 

クラスづくりのポイント

・これまで、大型積み木などで友達と一緒に遊ぶことが多かったが、個人で取り組むことのできる環境も設定することで、友達とのつながりの中でまねたり刺激を受けたりして遊びを進めていかれるようにする。そうすることで、自分なりの思いや考えが明確になったり、友達の新しい一面を発見したりする機会となる。

・夏休みに向かう中で、子どもたちができるようになったことを行えるような機会をたくさん作り、成長を感じられるようにしたい。さらにそのことを、2学期への期待につなげたい。

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