保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

\スタッフトーク/ほいくるに、あたらしい、あそびの探し方できました!

雨宮みなみ
掲載日:2020/02/19
\スタッフトーク/ほいくるに、あたらしい、あそびの探し方できました!

こんにちは。
ほいくるスタッフのアメミヤです。

久しぶりのスタッフトークは、とあるお知らせについて。
でもちょっとその前に、その“お知らせ”に繋がるできごとがあった14年前(!)に、一旦時を巻き戻したいと思います…

「えー、なんで、それやるの(やらなきゃいけないの)?」

と不服そうにわたしを見つめるのは、4歳の男の子。
保育士として子どもに関わっていたわたしは、当時、行事や活動に積極的でないその子にずいぶんと振り回されていました。

保育士2年目になり、めまぐるしく訪れる行事に伴って課せられる“やらなければいけない活動”を、少しこなせるようになってきた頃だったと思います。
そんな時、これから始めようという活動に対しての、

「なんで、それやるの?」

という質問。
まっすぐに問われるその質問に敵う理由は、考えれば考える程見当たりませんでした。
いつの間にか、子どもありきの活動ではなくて、行事や活動を起点に保育を考えていることに気づいたからです。

誰のための保育なんだっけ…
と、ハッとさせられたできごとでした。

そんな経験も一つの大きなきっかけとなって、この度HoiClue[ほいくる]に、あたらしい、あそびの探し方ができる機能が生まれました。

ズバリ、“こどもの姿から探す”機能、です。



「ちぎる」「走る」「隠れる」など、こどもの姿から探せる機能。


“こどもの姿から探す”機能とは、その名の通り、子どもたちが興味関心を持っていること、楽しんでいることから遊びのアイデアを探せる機能です。

保育のなかには、たくさんのすべきことや環境の制限もありますが、子どもたちが気になっていること、夢中になっていることなど、こどもの姿を起点にしたあそびや活動を、みなさんといっしょに楽しんでいけたらなぁという想いを元に、形にしました。



こどもの姿LPができるまでのmtg中のひとコマ


HoiClue[ほいくる]が生まれてから、ずっとずっと、実現したかったことの一つ。

構想は元々あったのに、できそうで、でもなかなか形にできなくて、ずいぶん長い年月が経ってしまいました(7年近く、経ってしまった…!)。

サイトを運営する、というカオスなこれまでの年月のなかでたくさん遠回りしてしまったけれど、もうすぐ迎える10周年を前に、ちゃんと根っこの部分に立ち返ることができて、よかったなぁと。
ここからまたブラッシュアップしながら、今後も変わらず、“こどもの姿”を大事にすることに誠実に、HoiClue[ほいくる]を運営していきたいと思っています。

とにもかくにも、まずはぜひ「こどもの姿から探す」機能、使ってみていただけたら、うれしい限りです。


(詳細は、こちら↑↑)