＼ほいくる10周年企画／ 第2弾 “こどもをおもしろがりきる”本、つくります！

2020年8月に、10周年を迎えるほいくる。
それを記念して立ち上がっているいくつかのおたのしみ企画、そのひとつが、初の“本”づくりです。

ひとことで本、といっても、その企画から編集まで、ほいくるスタッフみんな初めて経験することばかり。
大変ではあるのですが、心強い仲間や頼もしい制作メンバーとともに、今秋の完成を目指し、ただいま鋭意製作中…！

ほいくるは一体、どんな本をつくっているのか…？
読者のみなさんに、その制作の様子や中身をちょこっとご紹介します！

HoiClue10年目。その足跡となる“本”をつくりたい

10年という年月は、ウェブサイトにとってひとつの節目。
おかげさまでほいくるからは、みなさんから投稿いただいたものも含め、10,000以上もの遊びや学びなどのコンテンツが生まれました。

ほいくる発起人・アメミヤのそんな思いがきっかけとなり「本をつくろう！」という企画がたちが上がったのです。
2020年1月のことでした。

当初は、ほいくるの誕生日8月8日のお披露目を目指し、冊子編集室を立ち上げ準備を進めてきましたが、想定外の新型コロナウイルス感染拡大。緊急事態宣言下のもと、取材や打合せにも大きな影響が出て、年内の発行を諦めかけたときもありました。

コロナ禍でも、今わたしたちにできることを着々と、歩みを止めずに進んでいこう。

ほいくるのサイト運営でスタッフが大切にしてきた思いにも背中を押され、当初の予定より少し遅れてはいるけれど、必ずみなさんのお手元にお届けできるよう、制作を進めています！

テーマは“こどもをおもしろがりきる！”

せっかく本を作るなら、単にほいくるの記録、記念ではなく、読みながら子どもを見つめる視点を深めていけるものにしたい。
ほいくるが掲げてきた「こどもの“やってみたい”っておもしろい。」を、本ではもっと広く深く体感できるものにしたい…。

そこで設定したこの本のテーマは、“こどもをおもしろがりきる！”。

練りに練って生まれた企画は、大人として子どもを“のぞいてみる”目線や、自分が子どもの気持ち（視点）になって読めるものなど…
いろいろな角度から子どもを見つめてみることができるコンテンツを、目指しています。

今回、ちょこっとだけご紹介すると…

りんごの木保育クラブ代表の柴田愛子さんへのインタビュー取材。
緊急事態宣言が解除された6月中旬、りんごの木のとある一日におじゃましました。

今、保育現場はコロナ禍によるさまざまな壁にぶつかることもたくさんあるはず。
どんなときにも愛子さんが持ち続けている子どもへの目線について、じっくりとうかがったお話。
ロングインタビューで、たっぷりとお届けします。

撮影／中野亜沙美

さらに！
自分の子どもの頃のできごとや心に刻まれている喜びやワクワクドキドキ、そして切なさがふっとよみがえる。
優しく胸打つまんがやイラストで人気を博しているながしまひろみさんが、今回この本のために、オリジナルまんがを描き下ろしてくれました！

ながしまひろみ

1983年北海道生まれ。マンガ家、イラストレーター。著書に『やさしく、つよく、おもしろく。』(ほぼ日刊イトイ新聞)、『そらいろのてがみ』(岩崎書店)がある。cakesにて「鬼の子」連載中。
Twitter▶@nagashitake
Instagram▶nagashitake
note▶@nagashitake

「こどもをおもしろがりきる」世界観をぎゅっと詰め込んで描かれた大人と子どもの日常のひとコマ。
編集スタッフもラフ案を見せていただいた瞬間に惹き込まれ、みんなで「うわぁ…！」とうなってしまったほど。

みなさんにも早く読んでいただきたい…！
そんな思いを胸に、現在も制作一同、がんばっています！

お披露目は、11月下旬頃を予定しています

冊子のタイトルは「こどもこなた」。
「こなた」は、“こっち”“こちらがわ”という意味です。

私たち大人が、子どものいる位置、目線に立って一緒にその世界をのぞいてみたら…。
子ども側で、ものを見たり考えたりできる本になってほしいという思いを、タイトルに込めました。

この本を読んでいただくことで、子どもとの距離がもっと近くなる、そんな一冊になったらいいなぁ。

現在のところ、11月下旬にHoiClueオンラインストアで販売予定です！
くわしくはまた、随時HoiClueを通してお知らせしていきますね。
どうぞ…お楽しみに！

HoiClueオンラインストアは2022年7月29日をもちまして閉店いたしました。
長い間のご愛顧、どうもありがとうございました。
今後こちらの商品は「Kids Color（キッズカラー）オンラインストア」 にて販売いたします。 

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