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6月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2019/06/01
6月の指導計画(月案)<0歳児・保育園>

保育園の6月の月案指導計画(月案)、0歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、個別配慮、子育て支援、環境構成など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、“新 幼児と保育”2019年6/7号ふろく「2019年度版指導計画」より、年齢に合わせてお届けします。



前月末の子どもの姿

・担当保育者が新入園児とふれあっていると、泣いたり押しのけたりして嫌がる子の姿がある。

・戸外ではベビーカーや抱っこだけでなく、芝生の上でハイハイをしたり、靴をはいて歩いてみたりと、さまざまな姿で体を動かしている。

・室内では穴落としを行ったり、面ファスナーをはがしたりするなど、玩具の素材を確かめながら、握る、つかむなどの手先を使った遊びをくり返すようになる。

今月のねらい

・ジメジメする梅雨期を快適に過ごせるよう、除湿をしたり、晴れ間を見つけて外に出たりするなどの気分転換をする。

・安心できる保育者に見守られ、戸外へ出て植物に触れたり、室内では人形やボール、車の玩具などで遊んだりする。

子育て支援

・子どもたちが楽しんでいる遊びやわらべうたを懇談会や月のお便りで紹介したり、子どもの好んでいる簡単な手作り玩具を一緒に作ったりして、家庭とも共有できるようにする。

・夏に流行しやすい病気や肌トラブルについて、看護師などから予防法や対策を伝えてもらう。

環境構成

・ハイハイなどをする子どもの目線になって、衛生的で安全な室内環境を整える。

・体を動かして遊べるような働きかけをしたり、五感を刺激する玩具を用意したりして遊びに誘い、感覚機能や運動機能の発達を促す。

保健衛生

・蒸し暑い日が予想される。室温(外気との温度差は-5℃に保つ)や湿度を調整し、汗をかいたら沐浴や着替えをするなど、気持ちよく過ごせるようにする。

・子どもが口に入れた玩具は、そのつど除菌水につけて拭き取るなど、衛生面に留意する。

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