【オンライン】りんごの木 夏季セミナー
- 開催日
- 2020年8月9日(日) ~ 2020年8月16日(日)
- 時間
- 00:00~23:59
- 場所
- オンライン
- 参加費など
- 個人でお申込み/7,700円(8/9~8/16まで何回でも視聴可能)、 園でお申込み/16,500円(8/9~8/31まで何回でも視聴可能)
内容
例年高津市民館で開催していましたが、新型コロナ感染を配慮し録画配信で初挑戦することにしました。
あなたのお家で「りんごの木夏季セミナー」をお楽しみください。
こんなときだからこその講演内容を準備しています。
元気の出るセミナーをお届けします。
乞うご期待!
概要
りんごの木セミナー on line
日時:
(個人で申込み)2020年8月9日(日)〜8月16日(日)何回でも視聴可能
(園で申込み)2020年8月9日(日)〜8月31日(月)何回でも視聴可能
場所:オンライン
講師:汐見稔幸さん、大豆生田啓友さん、木村泰子さん&柴田愛子、新沢としひこさん、柴田愛子
参加費:
(個人で申込み)7,700円
(園で申込み)16,500円
▶HPはこちら
※園でのお申込みに人数制限はありませんが、1施設1申込でお願いします。
申込み方法
受付開始:7月15日(水)より
1講座約60分、5講座をセットでお申込みいただきます。
(1講座ごとのお申込みは出来ません)
▶お申込みはこちら
りんごの木夏季セミナーは、8月9日(日)から、WEBサイトHoickより録画配信します。(ライブ配信ではありません)
参加するにはHoick(ホイック)への会員登録(無料)が必要です。
事前にHoickの会員登録をしていただくと、購入がスムーズです。
▶Hoick会員登録はこちら
柴田愛子への質問募集中!!
第5部 柴田愛子の『Q&A どうしよう私の保育』では皆様からのご質問を募集しています。
質問募集期間:7月19日(日)まで
質問募集メールアドレス:ringoseminar@gmail.com
内容
第1部 『今が変えどき 新しい保育!』講師:汐見稔幸さん
従来の根強い保育文化が、なかなか変えられずに今があります。
以前の昭和の保育(指導型)をいいと確信している人、なんとなく馴染んでしまった人。反面保育を変えたいと奮闘している人々もいます。
エデュカーレ2020年1月に「古い保育から抜け出したい」という特集が掲載されています。古いことを否定するのではありませんが、今保育の原点から問い直すのにはいいチャンスです。今回新型コロナ感染防止のために、かつてない密を避ける保育を展開しなければなりませんでした。いままでの行事も、日常保育も点検工夫せざるを得ない状況を迎えました。
コロナが保育界に及ぼした影響と、それをどう活かしていけるのか、汐見さんのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
汐見稔幸
東京大学名誉教授、日本保育学会会長、全国保育者養成協議会会長、白梅学園大学名誉学長
社会保障審議会児童部会保育専門委員会委員長。
専門は教育人間学、保育学、育児学。保育者による本音の交流雑誌『エデュカーレ』の責任編集者。
第2部 『どうにもわかりにくい主体的保育』 講師:大豆生田啓友さん
“主体的保育に”と言われて久しいです。けれど、どうも現場の保育者はおっかなびっくり、手探りが続きます。
だいたい日案など設定すること自体が違う?でも、それは放任にならない?いやいや、環境や目標は作っておくべきだけど強要、指導しなければいい?
でも、作品を持ち帰る子と持ち帰らない子がいたら、やった子とやらない子がいたら親たちから不満が出てくる。教育の不平等とか言われかねない。
例えば、画用紙に丸を書いて、ここに目とお口をかいてお顔にしようねというやり方は主体的? 折り紙の色を選ばせれば、折り方を指導しても主体的ですよね?
自分の意志や判断で行動するのが「主体的」だとすると、その範囲は果てしなくひろく、一線を引くとなると又その解釈は果てしない。
何を大事にするために「主体的」と言われるようになったのでしょう。現場での方向性を見いだすために大豆生田さんにお聞きしたいと思います。
大豆生田 啓友
玉川大学教授。日本保育学会副会長。主著に『あそびから生まれる動的環境のデザイン』(学研)『21 世紀型保育の探求』(フレーベル館)『子育てを元気にすることば』(エイデル研究所)『保護者支援の新ルール10の原則』(メイト) 等。
第3部 『すべて子どもの学びを保障するとは』講師:木村泰子さん & 柴田愛子(ズーム対談(録画配信))
今回のコロナ騒動で、てんやわんやだった学校教育。
自粛すれば学力が落ちる、それをどう補うのかに必死になっている教師。
オンライン授業が始まったり、自粛中にも山ほどの宿題が出されたり、いままでにない学習方法を手探りして頑張っているようでした。
コロナ以前に子ども達はそんなにセッセと勉強に励んでいたかしらと思うほどに脇目を振らさず、コロナに負けず、勉学にいそしませようとしているかのようにも見えました。
かたや家の中での虐待や育児放棄に手助け出来ない教育現場の現状。
ひとりひとりのこどもの心はだいじょうぶ?
今回のことで見えてきた学校教育の実体を、木村流に潔く切っていただきたい。
木村さんの言う「悪しき学校文化」は、保育界も然りだと思います。
柴田も参加して子どもを大事にするということ、“学び”とはなんぞやと思う存分対話したいと思っています。前に進むための対話になればと願います。
木村 泰子
大阪府生まれ。2006年に開校した大阪市立大空小学校の初代校長を9年間務める。
「すべての子どもの学習権を保障する学校」を公教育の理念に掲げ、地域住民とともに「地域の学校」をつくることに尽力した。文科省特別推薦映画「みんなの学校」が公開された2015年春に、45年間の教員生活を終え、現在は講演活動で全国各地を飛び回っている。
第4部 『子どものうたの選び方』 講師:新沢としひこさん
なんとなく口ずさむ鼻歌。子どもの頃に歌ったなつかしい歌。若いときに流行った歌。振り返ってみると思い出と歌はセットになって蘇ります。励まされたり、慰められたり、癒やされたり、その折々の情景が浮かんだりもします。今回の自粛生活でも、音楽によって心穏やかになった方も多いのではないでしょうか?
うたの力を感じているのに、なぜか保育の中で子どもとうたう歌、子どもに教える歌となると職業柄で選んでいませんか? ‘絵本の選び方’は様々な方のお話や書物がありますが、‘子どもの歌の選び方’の助言はなかなかいただけません。
歌を作り続け、うたい続け、メッセージを発信し続けている、まさに音楽と共に歩まれている新沢さんに「子どものうた」への思いを語っていただきます。
新沢 としひこ
シンガーソングライター。元保育者。神戸親和女子大学 客員教授。
中部学院大学 客員教授。こどもの歌研究所所長。20代の頃、りんごの木子どもクラブで、柴田愛子と一緒に保育を経験する。ファミリーコンサート、保育講習会など全国を回って活動している。
第5部 『Q&A どうしよう私の保育』 講師:柴田愛子
いつもなにかしら悩んで保育をしています。私も。子どもの気持ちが見えなかったり、見えても受け止められなかったり、心に添うといいながらちっともうまくいきません。‘自分らしい保育’や‘子ども’を極めたいと思いながら、なかなかです。
職場の人間関係や保護者との関係に悩んでいる方も多いでしょう。
今回だからこそやりやすいのがQ&Aと思いつきました。どうぞ、あなたのご質問を下さい。簡単な質問が活きます! 日常的な悩みが活きます! きっと、他の悩んでいる人の助けにもなるはずです。私の経験と知惠をフル回転、正解は出せませんけれど、参考にしていただけるようがんばります!
第5部柴田愛子の『Q&A どうしよう私の保育』では皆様からのご質問を募集しています。
質問募集メールアドレス:ringoseminar@gmail.com
質問募集期間 :7月19日(日)まで
柴田 愛子
りんごの木代表。保育者。保育雑誌や育児雑誌などに寄稿。 子育て支援ひろばや保育園・幼稚園・小学校の保護者、保育士や幼稚園教諭の研修会などで講演。37年間「子どもの心に添う」を基本姿勢としている。著書『とことんあそんで でっかく育て』(世界文化社) 等。
主催者
りんごの木
りんごの木は1982年に元保育者仲間が集まって創設しました。
・「りんごの木子どもクラブ」
子どもの心に添う保育をモットーに、 その子がその子らしく育っていけるように応援していくおとなでありたいと日々奮闘しながら保育しています。
・「りんごの木夏季セミナー」
いろんな分野で私たちと想いを同じくして自分の人生を生きている方を講師に招き、保育者同士が共に学ぶ時間を大事にしたいと考えています。
・「りんごの木出版部」
子育て、保育のための書籍の制作と販売、 ホームページやSNSでの情報発信をしています。