【12/4オンラインセミナー開催】障がい分野のアドボカシーを考える~意思決定支援の実践「はたけのいえ」の取り組みから~
- 開催日
- 2025年12月4日(木)
- 時間
- 19:00~21:00
- 場所
- オンライン
- 参加費など
- 会員:1,000円、非会員:2,000円
内容
12月4日のセミナーでは、「障がい分野」、特に、言葉でのコミュニケーションが難しいとされる方々の「意思決定支援」に焦点をあてます。
「支援する側」が「支援される側」の意思を“代弁”したり、“解釈”したりするのではなく、ご本人が主体的に決定し、運営にも関わっていく——。
そんな、意思表明の支援と、その先の「当事者による自己決定」の実践を行っている団体が、福岡県福岡市にあります。
今回のセミナーでは、重度障がいのある方々が暮らすシェアホーム「はたけのいえ」を運営する、NPO法人みんなのプロジェクトの水野英尚さんをお招きし、意思表明が困難に見える相手の“声”をどのように捉えているのか、その声を組織の“決定”にどのように反映させているのかなど、具体的な実践についてお話を伺います。
「はたけのいえ」は、“どんなに病気や障がいがあっても、地域で暮らし続けたい!”そんな願いを持った当事者たちが、助け合いながら共生・共存して暮らす居住空間です。フォーマル支援となる医療や福祉の社会資源と、ボランティアなどのインフォーマル支援を自由に受けられ、“ 人”“ もの” “ つながり” をシェアして暮らせる住空間を理想として、地域生活を実践しています。
「障がい分野の意思決定支援」という文脈でありながら、この取り組みは、「支援される側」と「支援する側」という枠を大きく超え、大きな枠組みで「意見や想いを大切にし、社会に届ける」ことを考える上でも、非常に大きなヒントを与えてくれるはずです。
分野を超えて、「その人」の声を真に支える実践についてヒントが欲しい、そんなみなさまからのご参加をお待ちしています。
後半はグループでの対話や、講師への質問時間も設けています。全国の様々な立場の皆さんと一緒に、「"意思"とは何なのか」「声をきくこととは」について考える時間にしたいと思います。
こんな方におすすめです!
- 子どもアドボカシー(意見表明等支援)に関心がある、または実践している方
- 障がい児・障がい者の支援に携わっている方
- 社会的養護(児童養護施設、里親)の現場で働く方
- 教育現場(特別支援教育など)で、子どもの意思尊重に悩んでいる方
- 「意思決定支援」「当事者研究」の具体的な実践例を学びたい方
- NPOや法人の運営における「当事者参画」のあり方を学びたい方
プログラム(予定)
- 19:00~ 開会
- 19:05~20:05 ご講演
「はたけのいえの取組み」
講師:水野英尚さん(NPO法人みんなのプロジェクト) - 20:05~20:35 グループトーク
テーマに関しての話や感想、疑問の共有など - 20:35~20:55 質問タイム、グループトークの共有
- 20:55~ 事務局よりお知らせ
- 21:00 閉会
概要
開催日:2025年12月4日(木)19:00-21:00(予定)
参加方法:オンライン( Zoom)
参加費:会員 1,000円、非会員 2,000円
申込締切:2025年12月4日(木) 18:59
主催者
NPO法人全国子どもアドボカシー協議会
全国子どもアドボカシー協議会は、子どもの声を大切にし、ともに生き育ちあう社会の実現を目的に発足した子どもアドボカシーの全国組織です。 子どもアドボカシーとは、子どもの意見を傾聴し、子ども自身が声をあげられるよう支援する活動のことです。子どもの声が大切にされる社会を目指し、子どもアドボカシー養成講座や各種セミナー等を開催しています。
NPO法人全国子どもアドボカシー協議会:
https://www.child-advocacy.org/