ピッコロと「10の姿」〜しあわせをつくる子どもたち〜<第2回>
- 開催日
- 2023年10月17日(火)
- 時間
- 19:00~20:30
- 場所
- オンライン配信
- 参加費など
- 【個人受講料】2,200円(税込)/1名、【団体受講料】5,500円(税込)/1園
内容
山梨県北杜市にある「森のピッコロようちえん」。
自然の中で保育がしたい、自分で考える子どもを育てたい――そう思ったひとりの保育者・中島久美子先生が、園舎も園庭もなく保育をスタートしてから16年。いまでは全国から数多くの視察者が訪れる園となりました。
保育のプロである視察者は何を見たくてピッコロを訪れるのでしょうか。ユニークな実践でしょうか。森のなかでの子どもたちの笑顔でしょうか。それを支える保育の理念でしょうか。
この全3回予定の連続講座では、森のピッコロようちえん代表の中島久美子先生に、ピッコロの保育について、いろいろな角度からお話いただきます。
中島先生は、指針・要領の「幼児期までに育ってほしい10の姿」を見て、ピッコロの子どもたちの姿と重なる部分が多いことに驚いたと言います。そこで今回、「10の姿」のいくつかの項目を補助線として、ピッコロの子どもたちのさまざまなエピソードをお話しいただきます。
中島先生初めての「保育者向け連続講座」です。
どうぞお楽しみに!
【講座の内容】※カッコ内は講座内でふれる「10の姿」の項目です。
第2回:「感性」が一番大事
(10の姿「豊かな感性と表現」「自然との関わり・生命尊重」など)
中島先生は「10の姿」のなかで特に重要なのは「豊かな感性」ではないかと言います。寒い日に焚き火に手をかざす。指の先までぬくもる感覚。ピッコロの年長児はそれを「火には『かみさま』がいる」と表現しました。
ピッコロでは、火にも樹にも水にも、もちろん森にも「かみさま」がいます。 大人から教えられたわけでもなく、「かみさま」が隣にいる感覚を自然に持っています。 子ども同士でそれを話し合うこともしょっちゅうあります。
この目に見えぬ存在を感じることも「10の姿」で言う「豊かな感性」ではないかと考えます。
講師プロフィール
中島久美子先生
(森のピッコロようちえん代表)
幼児教育家。東京・横浜・山梨県内の幼稚園・保育園に勤務し、もっと子どもの見ている世界を見てみたいと、「森のようちえんピッコロ」を立ち上げる。
2010年第45回小学館「わたしの保育」において大賞受賞。
概要
【せんせいゼミナール】ピッコロと「10の姿」〜しあわせをつくる子どもたち〜<第2回>
日時:2023年10月17日(火)
時間:19:00〜20:30
場所:オンライン
講師:中島久美子先生(森のピッコロようちえん代表)
受講料:
[個人申込]各回2,200円(税込)/1名
[団体申込]各回5,500円(税込)/1園
対象:全国の保育士、幼稚園教諭、保護者の方々ほか、どなたでもご参加いただけます。
次回開催予定:第3回 2023年11月14日(火)
※各回ともライブ配信日から2週間の見逃し配信付き。
※全3回予定。各回ごとに独立したテーマとなりますが、続けての受講をおすすめします。
申込締切
2023/10/15(日) 18:00
「せんせいゼミナール」とは…
「せんせいゼミナール」は『教育技術』および『新 幼児と保育』を刊行してきた小学館がプロデュースする、幼保・小の保育者と教師のための研修講座シリーズです。
信頼できる専門家や実践者を講師に迎え、先生方の悩みや学びたい気持ちに寄り添う講座をお届けしていきます。
https://kyoiku.sho.jp/senseiseminar/
主催者
小学館教育編集室
小学校教師向け『教育技術』、保育者向け『新幼児と保育』ほか、種々の教育書を発行。Webメディア「みんなの教育技術」「みんなの幼児と保育」も運営しています。これまで培ってきた知見とネットワークを活かして、信頼ある専門家や実践者による講座を展開していきます。