保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

【せんせいゼミナール】現場の子ども学~保育に効くビタミン剤~<第4・5・6回>

掲載日:2023/05/23
開催終了
開催日
2023年6月27日(火) ~ 2023年9月26日(火)
時間
19:00~20:30
場所
オンライン
参加費
[個人申込]各回 2,200円(税込)/1名[団体申込]各回 5,500円(税込)/1園

内容

「りんごの木子どもクラブ」代表の柴田愛子先生による連続オンライン講座です。
愛子先生が仲間と手探りで始めた「りんごの木子どもクラブ」では、「子どもはどう育とうとしているのか」を知ることを大切に、子どもの視点に立って子どもの気持ちに共感し、子どもと一緒に遊んで仲間になろうとします。そんな保育の姿勢が共感を生み、多くの保育者・保護者から支持されています。

しかしそんな愛子先生も、過去にはさまざまな保育観に翻弄されたことがあったとのこと。本セミナーでは、愛子先生が一つひとつ考え、実践を積み重ね、現在の姿勢に至るまでのエピソードを、たくさんご紹介いただきます。

「これが唯一の正しい考えというわけではありません。たくさん悩んできたひとりの保育者の保育観を、参加者のみなさんと共有し、考えるきっかけになるといいと思っています。」
(柴田愛子先生)

愛子先生のお話を聞いているだけで、自然と元気が湧いてきます。子どもを保育をもっと楽しむための月1回のビタミン剤「愛子教室」。
聞き手役は、Webメディア「HoiClue」編集長の雨宮みなみさん。
どうぞお楽しみに!

【りんごの木子どもクラブ】
1982年創立の「子どもの心に寄り添う保育」をモットーにした「小さな幼稚園」。
1歳児は親子で、2歳から就学前までの子ども、さらに小学生も通っている。
現在3か所の教室で、それぞれ得意分野をもつ保育者たちが、夢をもって子どもとともに活動している。


プログラム

第4回 2023年6月27日(火)

【テーマ】ミーティングの土台づくり
【特別ゲスト】青山 誠さん(社会福祉法人東香会理事)

「ミーティング」「サークルタイム」「子ども会議」と呼び方はさまざまですが、いま保育界では子どもたちによる話し合いが大人気。愛子先生は32年も前からその実践に取り組んでいます。のちに青山誠さんが一緒にやるようになりました。
このブームでこれから始めようとしている園は、まずミーティングのノウハウを知ろうするところが多いそうです。しかしおふたりは言います、本当のミーティングは、それを成立させる「土台」がなくては成立しません。
はたして「土台」とは何なのか、対談していただきます。


第5回 2023年7月25日(火)

【テーマ】みんなが楽しめる運動会って?

りんごの木の運動会は、競技を子どもたちが作るので有名です。毎年ユニークな競技が生まれるそうです。
ひとつ例をあげると「どうぶつのさんぽ」という競技があります。動物役と連れて歩く人物役のふたりでただ散歩するという競技だそうです。ただし動物には、ライオンや恐竜、コウモリなどもいて、また連れ歩く人は探検家や飼育係、お母さんなどさまざまです。それは賑やかな仮装大会風の競技になりました。
今年の運動会は、子どもたちの豊かな発想を借りて、例年以上に心に残るものにしてみませんか。

第6回 2023年9月26日(火)

【テーマ】子どもたちの『あるある』どうしてる?

たとえば「3歳児のわがまま」。嫌いなものは嫌い、仲良くしたくない、誰にも渡さないなど、自己主張で絶叫している彼ら。
また「4歳児の夢と現実のギャップ」。ファンタジーの世界で遊べる彼らは、一方で現実の自分の力量が届かず癇癪を起こします。ともかく一番が大好き。
あるいは「5歳児の闘争心」。強く格好いいことに憧れる彼らは負けず嫌い。自分を正当化するために嘘をつき、いじめのような現象を起こすことも。ともかくお金が好き。
そんな発達による「あるある」の違いを把握して、どう対処するかを考えます。
「現場の子ども学」の実践編を学べる回です。


講師プロフィール

柴田 愛子(しばた あいこ)

1982年、「子どもの心に添う」を基本姿勢 とした「りんごの木」を発足。子どものドラマを描いた絵本『けんかのきもち』(伊藤秀男/絵)が、2001年日本絵本大賞を受賞。保育のかたわら、講演・執筆・絵本作りと 様々な子どもの分野で活動中。テレビ・ラジオなどのメディアにも出演。子どもたちが 生み出すさまざまなドラマをおとなに伝えながら、子どもとおとなの気持ちのいい関係づくりをめざしている。

第4回 特別ゲスト

青山 誠(あおやま まこと)

元りんごの木子どもクラブ保育者。社会福祉法人東香会理事、上町しぜんの国保育園副園長、ののはな文京保育園アドバイザー。保育セミナー「うたげと初心」主宰。

聞き手

雨宮みなみ(あめみや みなみ)

複数の保育園で保育士として子どもに携わった後、2010年に保育と遊びのプラットフォームHoiClue[ほいくる]を立ち上げ、現在編集長を務める。同年立ち上げたKids Color Inc.を通して、「こどもの“やってみたい”を共に楽しめる社会」に向け活動中。


概要

【せんせいゼミナール】現場の子ども学~保育に効くビタミン剤~<第4・5・6回>

日時:
第4回 2023年6月27日(火)
第5回 2023年7月25日(火)
第6回 2023年9月26日(火)
時間:
19:00〜20:30
場所:オンライン
講師:柴田愛子先生(りんごの木代表)
聞き手:
雨宮みなみさん(Webメディア「HoiClue」編集長)
参加費:
[個人申込]
各回 2,200円(税込)/1名
[団体申込]
各回 5,500円(税込)/1園
対象:
全国の保育士、幼稚園教諭、保護者の方々ほか、どなたでもご参加いただけます。

※各回ともライブ配信日から2週間の見逃し配信付き。
※全9回予定。各回ごとに独立したテーマとなりますが、続けての受講をおすすめします。
※3回セットのお申し込みは、2023年6月25日13:00をもちまして販売を終了いたしました。各回チケットは、それぞれ下記よりご購入いただけます。

▶第5回イベントはこちら
▶第6回イベントはこちら


申込締切

2023年7月23日(日) 13:00

「せんせいゼミナール」とは…

「せんせいゼミナール」は『教育技術』および『新 幼児と保育』を刊行してきた小学館がプロデュースする、幼保・小の保育者と教師のための研修講座シリーズです。
信頼できる専門家や実践者を講師に迎え、先生方の悩みや学びたい気持ちに寄り添う講座をお届けしていきます。

https://kyoiku.sho.jp/senseiseminar/



主催者

小学館教育編集室
小学校教師向け『教育技術』、保育者向け『新幼児と保育』ほか、種々の教育書を発行。Webメディア「みんなの教育技術」「みんなの幼児と保育」も運営しています。これまで培ってきた知見とネットワークを活かして、信頼ある専門家や実践者による講座を展開していきます。

https://kyoiku.sho.jp/

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