保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

子どもアドボカシ―全国セミナー2024

掲載日:2024/04/23
開催日
2024年5月18日(土)
時間
10:00~17:00
場所
サイボウズ株式会社東京オフィス(会場・オンライン併用開催)
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27階 サイボウズ株式会社東京オフィス
最寄り駅
東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線:「日本橋駅」、 東京メトロ半蔵門線・銀座線:「三越前駅」、 JR:「東京駅」八重洲北口
参加費
<会員 >午前ワークショップ+午後:3000円/午前アドボケイト交流会+午後:2000円/午後のみ:2000円<非会員> 午前ワークショップ+午後:5000円/午前アドボケイト交流会+午後:3000円/午後のみ:3000円 ※29歳以下は全プログラム無料

内容

プログラム

午前

■ワークショップ『アドボカシーってなあに?』
子どもアドボカシーについて最近知った、あまり知らないといった方向けに入門ワークショップです。

■アドボケイト交流会
既に社会的養護等の領域でアドボケイトをしている(し始め)方向けの自由交流会です。
普段、自分の拠点以外では関わることの少ない他地域のアドボケイト仲間と知り合い、情報交換をしあえる場になればと考えております。(特に話題提供等はない、シンプルな交流会です)

※1 午前の交流会はオンライン配信はありません
※2 上記2つのプログラムは、同時間帯に実施いたします。午前よりご参加の方は、どちらかを選択し、ご参加ください。午後のみのご参加も可能です。

午後

複数のテーマの分科会にて、学校や子どもの居場所など様々なフィールドにおけるアドボカシーの実践について学び、議論します。
アドボカシーについて理解をふかめ、参加者の地域や分野を超えた連携やネットワーキングを通じた子どもアドボカシーのひろがりを期待しています。

タイムスケジュール


分科会のテーマ

午後の分科会では、下記のテーマで行います。
※1 午後の分科会5「フリートークブース」はオンライン配信はありません。
※2 子どもの居場所におけるアドボカシーのみ、前半の分科会と後半の分科会では、テーマ・内容が異なります。前半か後半どちらか1回に参加でも、前半・後半の両方の参加でも大丈夫です。

(1)学校におけるアドボカシー

「学校にアドボカシーの文化をどう広めるか?~ルールメイキングの実践から~」

子どもの権利を侵害する校則が問題視され、現在全国で見直しが進んでいます。校則などをテーマに生徒主体の学校づくりを実践する「ルールメイキング」を例に、学校で子どもアドボカシー文化を広め、子ども参加を進めていくために教員を含めた大人ができることを考えます。

<話題提供者>
藤本雅衣子(認定NPO法人カタリバ みんなのルールメイキング 事業責任者)、ルールメイキング実践校教諭

<コーディネーター>
川瀬信一(一般社団法人子どもの声から始めよう 代表理事)


(2)障害のある子どものアドボカシー

「特別支援における意見形成・意見表明支援を考えよう~子どもに関わる全ての大人ができる、身近な例から~」

アドボカシーにて外せない「noting about us without us」(私たちの事を私たち抜きに決めないで)という言葉をご存知でしょうか?この言葉は障害者権利条約から生まれています。しかし、現状の特別支援教育におけるアドボカシーはどのように進んでいるのか。特別支援学校・障害児支援に携わる二人から普段感じている事の問題提起と会場の皆さんと共に、「障害のある子どものアドボカシー」について考えます。

<話題提供者>
かわぐち みゆき(特別支援学校教諭)

<コーディネーター>
田邊紀華(一般社団法人Masterpiece・全国子どもアドボカシー協議会 理事)


(3)乳幼児のアドボカシー

「乳幼児のこどもはスゴイ~「ウクライナ問題」を議論、アクションを起こした幼児の実践を通して~」

乳幼児の考える力を信じていますか?主体的に「考え・声を上げ・活動する」環境にしていますか?乳幼児が自ら「平和」「ウクライナ問題」について話し合い、アクションを起こした赤碕こども園の実践を通して、乳幼児のアドボカシーを考えます。

<話題提供者>
徳田憲生(社会福祉法人赤碕保育園 幼保連携型認定こども園 赤碕こども園 園長)

<コーディネーター>
藤野謙一(鳥取養育研究所 事務局長)

(4)子どもの居場所におけるアドボカシー

分科会前半:
「実践報告~子どもが安心できる居場所のなかで“アドボカシー”をどのように実践していくか?~」

分科会後半:
「トークセッション~こどもの居場所づくりは、セルフアドボカシーの力を育むことができるか?~」

前半の分科会では、子どもの居場所づくりを実践している2団体の実践報告を伺います。後半は「子どもの居場所作りは、セルフアドボカシーの力を育むことができるか?」をテーマにトークセッションを行います。子どもが安心できる居場所でのアドボカシーをどのように実践していくのかを皆さんと一緒に考えます。

<話題提供者>
安井飛鳥(ちば子ども若者ネットワーク)、野津岳史(認定NPO法人D×P)

<コーディネーター>
渡辺睦美(全国子どもアドボカシー協議会 理事)


(5)フリートークブース

「フリートークブース〜子どもアドボカシーを自由に語ろう~」

各分科会以外で、お話しを聞くこと以外に、ゆる〜くアドボカシーについてお話ししたい方、お待ちしております。話題提供などはなく、今のお悩みや疑問などのあれこれを、その場にいる皆さんと共有しながら、語り合うブースです。

<コーディネーター>
全国子どもアドボカシー協議会 理事数名
※オンライン配信はありません


(6)災害時における子どもアドボカシ―

「災害時でも尊重されるべき子どもの権利~ 東日本大震災から能登半島地震までの子ども支援活動を通して~」

災害が起きると、親や養育者と離れ離れになったり、 学校のような子どもの居場所が一時的に使えなくなるなど、 子どもを取り巻く環境の変化により子どもを守る家族や社会の仕組 みが機能しなくなるリスクがあります。 東日本大震災から能登半島地震における現地での子ども支援の活動 から、災害時の子ども支援の課題や、 災害時であっても尊重されるべき子どもの権利、 子どもの意見を聴くことについて、皆さんとともに考えます。

<話題提供者>
山田 心健(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部 プログラムマネージャー)

概要

対象者

・子どもアドボカシ―に興味のある方
・学校関係者
・保育関係者
・特別支援などの障害を持つ子どもに関わる方
・子どもの居場所に関わる方など

申込期限

5月17日(金)


注意事項

・割引が適用される「会員」は、全国子どもアドボカシー協議会の正会員、パートナー会員、サポーター会員のいずれかに該当する方を指します。このセミナーの申込みと同時に会員としてお申込みをいただいた方も、会員価格でご参加いただけます。
・団体会員に所属の方は、2名まで、会員価格でご参加いただけます。
・29歳以下の方は、会員資格の有無にかかわらず、参加費は無料です。年齢確認のため、資料のご提示をお願いする場合があります。



主催者

NPO法人全国子どもアドボカシー協議会
全国子どもアドボカシー協議会は、子どもの声を大切にし、ともに生き育ちあう社会の実現を目的に発足した子どもアドボカシーの全国組織です。 子どもアドボカシーとは、子どもの意見を傾聴し、子ども自身が声をあげられるよう支援する活動のことです。子どもの声が大切にされる社会を目指し、子どもアドボカシー養成講座や各種セミナー等を開催しています。

https://www.child-advocacy.org/

本サイトに情報が掲載されているセミナー・イベントに関するすべての責任は当該セミナー・イベントの主催者にあり、HoiClue事務局および運営会社である株式会社小学館は、掲載されたセミナー・イベント情報の内容の正確性・有効性、告知内容と実際の内容との整合性等に関して保証するものではなく、当該セミナー・イベントを推奨するものでもありません。