「⾕川俊太郎 絵本★百貨展」
- 開催日
- 2023年4月12日(水) ~ 2023年7月9日(日)
- 時間
- 10:00~18:00
- 場所
-
PLAY! MUSEUM
東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F
- アクセス
- JR 立川駅、多摩モノレール 立川北駅
- 参加費など
- 一般 1,800円、大学生 1,200円、高校生 1,000円、中・小学生 600円、未就学児無料
内容
詩人の谷川俊太郎は1960年代から現在に至るまで、さまざまな絵描きや写真家と200冊にも及ぶ絵本を作ってきました。 ことばあそび、世界のありようを認識する手がかり、ナンセンスの楽しみ。 そして生きることの面白さや大変さ、尊さ、死や戦争までをテーマに、今日も絵と言葉による表現に挑んでいます。 バラエティ豊かな絵本に共通するのは、読み手に対する谷川俊太郎の希望の眼差しです。
展覧会は約20冊の絵本を取り上げ、多彩なクリエイターとともに、絵本の原画、絵や言葉が動き出す映像、朗読や音、巨大な絵巻や書き下ろしのインスタレーション作品などを展示します。 絵本の世界から飛び出した、子どもから大人まで誰もが楽しめるおもしろい展覧会です。
本展のみどころ
①絵本から飛び出した展示:原画の展示
「絵本★百貨展」でとりあげる約20冊の絵本のうち、原画を展示するのは7作品。PLAY! MUSEUMならではの、ひと工夫を施した鑑賞体験を紹介します。
②絵本から飛び出した展示:アニメーション、インスタレーション
展覧会全体の空間構成は、建築家の手塚貴晴が担当。約20冊の絵本から飛び出した、原画、立体物、映像などの多種多様なコンテンツを「百貨店」のように見せながら、随所に谷川の好きなものを無秩序に配します。
「意味があるより、おもしろく」。
本展のテーマを体現するような会場を作り上げました。
③谷川俊太郎と絵本
1952年に『二十億光年の孤独』でデビューして以来、詩や翻訳、脚本など、言葉によるさまざまな作品を生み出している谷川俊太郎。
絵と言葉があわさった表現には早くから関心があり、1956年には自らの詩と写真で構成する第4詩集『絵本』を出版しています。
絵本作りは1960年代後半から本格化し、和田誠、堀内誠一、長新太、元永定正、タイガー立石、大竹伸朗、皆川明、松本大洋、tupera tupera、Noritake、junaidaら、同時代のクリエイターとともにさまざまな絵本を作り出しました。
④「百貨展」と名付けたのは?
谷川の絵本の視覚表現は、イラストや絵画だけでなく写真やコラージュを用いるなど多種多様です。コンセプトや取り上げるテーマもさまざまです。
『まるのおうさま』『こっぷ』など世界を知る手がかりとなる「認識絵本」、『ことばあそびうた』や『ぴよぴよ』のような「言葉あそび」や「オノマトペ」、『もこもこもこ』などの「ナンセンス」。さらには『へいわとせんそう』をはじめとする「戦争」、『かないくん』や『ぼく』での「死」など、表現は縦横無尽に広がります。
こうしたバラエティ豊かな絵本を紹介する場として、「百貨展」の名を付けました。
概要
開催期間
2023年4月12日(水)〜7月9日(日)
申込締切
開館時間:10:00-18:00(最終入場17:30 まで)
主催者
PLAY! MUSEUM
PLAY! MUSEUM(プレイミュージアム)は、絵とことばがテーマの美術館。
絵本やマンガ、アートの本格的な展覧会を行います。参加型や、五感を使って楽しめる展示も多く、大人も子どもも気軽に楽しむことができます。