保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる]

上町しぜんの国園内勉強会 子どもが「わかる」ということ〜「わかる」と「わからない」の境界と保育者の自覚性〜

掲載日:2023/07/07
開催終了
開催日
2023年7月21日(金)
時間
19:00~21:00
場所
オンライン
参加費など
2500円

内容

子どものことがわかるということ
~「わかる」と「わからない」の境界と保育者の自覚性~(西井宏之さんより)

子どもを理解する営みは保育者にとって大事な営みの一つである。互いの関係に緊張感があった4月に比べ、6月にもなると「この子」の行動の予測もたつようになる。
つまり「この子」の行為や言動を、日々の生活の中でとらえていき、それらの意味や背景を探るということの積み重ねで「わかる」ことが 成り立っていく。
しかし、僕ら保育者が当たり前のように「わかる」としていた「この子」への眼差しは、真に「この子」を捉えているのだろうか。あるいは、「この子」を捉え直す姿勢が保育者の側に保たれているのだろうかという疑問を呈したい。
一方で、子どものことがわかるということは、「わからない」ということも含めての行為ではないだろうか。そのことに、保育者がどれだけ自覚的であるだろうか。

今回、「わかる」という子どもを理解しようとする営みを、「わかる」と「わからない」という揺れ動く様と、それらに対する保育者の姿勢から考えていきたい。

ゲスト

西井宏之さん
白梅学園大学附属白梅幼稚園教諭。小平市、多摩地域の保育者が繋がるための「多摩保育研究会」や保育者と研究者の学びの場「保育未来圏」を共同主催。
2018 年第54回小学館「わたしの保育記録」佳作受賞。共著に「エピソードから楽しく学ぼう人間関係」(創成社)、編著に「あそびの中で子どもは育つ」(世界文化社)、年齢別保育シリーズ(ひかりのくに)、「表現の指導法(保育・幼児教育シリーズ)」(玉川大学出版)など。

ホスト

青山誠
社会福祉法人東香会理事(保育担当)、上町しぜんの国保育園副園長、ののはな文京保育園アドバイザー。
幼稚園勤務を経て、りんごの木子どもクラブで10年保育を行う。2019年より、上町しぜんの国保育園に勤務。園長を務めたのち、2023年より現職。
りんごの木保育者時代には、第46回「わたしの保育記録」大賞受賞。著書に独自の保育観をまとめた『あなたも保育者になれる』(小学館)、柴田愛子さんとの共著『子どもたちのミーティング~りんごの木の保育実践から』(りんごの木出版部)など。


概要

上町しぜんの国園内勉強会
子どもが「わかる」ということ
〜「わかる」と「わからない」の境界と保育者の自覚性〜


日時:2023年7月21日(金) 19:00 – 21:00
話し手:西井宏之さん(白梅大附属幼稚園)、青山誠
オンライン参加チケット:2500円


上町しぜんの国園内勉強会

年間をとおして園内勉強会を開催しています。
「まなびをひらく」をテーマに、園内の実践を外へと開き、また外部からのゲストをお招きして、対話の輪をひろげています。

7月のゲストは、白梅大附属幼稚園 西井宏之さんです。
現場の実践者として、また園でのミドルリーダーとして、さまざまな試みをし、また積極的に外部への発信をされてきた方です。また、園を超えた保育者同士の対話の場も企画運営されています。

今回は西井さんをお招きして、「子どもが「わかる」ということ」をテーマに対話したいと思います。

申込締切

定員に達し次第終了



主催者

社会福祉法人 東香会
「しぜんの国保育園」をはじめとする保育園・こども園を運営する社会福祉法人。理事長は齋藤紘良。「いきいき」の理念のもと、「すべて子ども中心」の保育をおこなっています。2023年度より保育セミナーを主催。

https://toukoukai.org/

本サイトに情報が掲載されているセミナー・イベントに関するすべての責任は当該セミナー・イベントの主催者にあり、HoiClue事務局および運営会社である株式会社小学館は、掲載されたセミナー・イベント情報の内容の正確性・有効性、告知内容と実際の内容との整合性等に関して保証するものではなく、当該セミナー・イベントを推奨するものでもありません。