企画展「レオ・レオーニと仲間たち」

- 開催日
- 2025年4月19日(土) ~ 2025年6月15日(日)
- 時間
- 09:00~17:00
- 場所
-
刈谷市美術館
愛知県刈谷市住吉町4-5 刈谷市美術館
- アクセス
- JR東海道本線・名鉄三河線「刈谷駅」
- 参加費など
- 一般1,100円、学生800円(中学生以下無料)
内容
小さなさかなのお話『スイミー』、青と黄の抽象的な形が織りなす物語『あおくんときいろちゃん』。これらは、刊行から60年以上たってなお愛され続けるレオ・レオーニ(Leo Lionni 1910-1999) の絵本です。
レオーニは、20世紀のイタリアやアメリカにおいて、絵画、デザイン、絵本など多彩な分野で活躍しました。
本展では、レオーニの生涯にわたる制作活動を辿るとともに、影響関係にあったアーティストたちを併せて紹介します。
1910年にオランダで生まれ、幼少期から豊かなヨーロッパ文化を享受して成長したレオーニは、青年期にはイタリアでブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari 1907-1998)をはじめとする多くのアーティストや文化人と交流し、影響を受け合いました。イタリアで差別的な人種法が制定されたことをきっかけに、ユダヤ系だったレオーニは1939年にアメリカへ渡ります。アートディレクターとして活躍する一方、絵画の制作にも打ち込みます。後半生はイタリアとアメリカを往来しながら画家、彫刻家、そして絵本作家として多数の作品を生みだしました。ヨーロッパとアメリカ、コマーシャルアートとファインアート、さまざまな世界を越境して制作を続けたレオーニの活動の全貌を、20世紀の文化史の大きな流れの中から検証します。
本展の最終章では、30年以上におよぶレオーニの絵本づくりの軌跡を振り返ります。自己のアイデンティティ、平和な社会への思い、アーティストとしての自負など、レオーニが生涯考え続けたテーマが織り込まれた絵本の主人公たちは、まるでレオーニの分身のようです。
絵本ごとに異なる多様な技法や描き方を、どうぞお楽しみください。
関連イベント
1.つくろう!オリジナルしおり
色々な凹凸を写しとって、自分だけの葉っぱ型のしおりを作ります。
会場:美術館2階 研修室
- 参加無料(要展覧会チケット)、申込不要
- 未就学児は保護者同伴
- 材料がなくなり次第終了
2.レオーニ絵本のよみきかせ会
レオーニ絵本を一緒に楽しみましょう。
会場:美術館1階 ロビー
協力:愛知学泉短期大学幼児教育学科 入口愛ゼミ生の皆さん
- 参加無料(要展覧会チケット)、申込不要
- 未就学児は保護者同伴
3.学芸員によるギャラリー・トーク
- 参加無料(要展覧会チケット) 、申込不要
4.レオーニ展 オリジナル和菓子とお抹茶
美術館隣の茶室「佐喜知庵」では、展覧会オリジナル和菓子とお抹茶をお楽しみいただけます。絵柄は全部で9種類。どれが出るかお楽しみに!
料金:一服300円(和菓子付き)
- 呈茶のお休み=美術館休館日、5月10日(土)・11日(日)、6月7日(土)・8日(日)
- 呈茶券は、当日午前9時から美術館事務室で販売。
- オリジナル和菓子の数に限りがあります。お早めにお越しください。
5.ねずみ割引
『フレデリック』『マシューのゆめ』など、ねずみを主人公にした絵本を数多く制作したレオーニ。そこで、ねずみグッズを持参・着用の方への割引を実施します!
- スマホ、タブレットなどの画面、本展チラシ類は対象外。
- 一般 1,100円→1,000円
- 学生 800円→700円
- 中学生以下無料→同伴者の一般・学生(1名)が100円引き
概要
会期:2025(令和7)年4月19日(土)~6月15日(日)
開館時間:午前9時~午後5時- 入館は午後4時30分まで
休館日:月曜日(5月5日は開館)、5月7日(水)
入場料:一般1,100円、学生800円、中学生以下無料- 身体障害者、精神障害者保健福祉、療育の各手帳所持者及び付き添いの方(1名)は入場無料。入館の際に手帳をご提示ください(ミライロID可)。
- 入場料の支払いは現金のみ。
主催:刈谷市美術館、朝日新聞社
企画協力:Blueandyellow,LLC、コスモマーチャンダイズィング
特別協力:板橋区立美術館
協力:好学社、あすなろ書房、至光社
後援:愛知県教育委員会
申込締切:申込不要
主催者
刈谷市美術館
刈谷市美術館は、1983(昭和58)年6月に開館しました。市民をはじめ多くの方々が美術への親しみと理解を深め、心の豊かさを育んでいただくことを目的に、多彩な企画展を開催するほか、教育普及、作品の収集や保存など、さまざまな活動を行っています。
刈谷市美術館:
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/