おもちゃが灯すクリスマス

- 開催日
- 2025年10月18日(土) ~ 2026年1月12日(月)
- 時間
- 09:30~17:00
- 場所
-
エルツおもちゃ博物館・軽井沢
長野県北佐久郡軽井沢町長倉193-3(ムーゼの森) エルツおもちゃ博物館・軽井沢
- アクセス
- 北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢」駅より車で約10分
- 参加費など
- 大人:800円、中高生:550円、小学生:400円、小学生未満:無料
内容
エルツ地方は、ドイツとチェコの国境にある、木のおもちゃの名産地です。エルツ地方を代表するおもちゃで最も知られているのは「くるみ割り人形」ですが、そこに続くのが「クリスマス・ピラミッド」「パイプ人形」です。
「クリスマス・ピラミッド」と「パイプ人形」に共通するのは、どちらも「火を使う」点です。「クリスマス・ピラミッド」は、燭台のロウソクに火を灯し、その上昇気流によって、上部のプロペラが回る仕組みになっています。「パイプ人形」は、口のところに穴が空いているのが最大の特徴です。おもに上部と下部に分かれる構造で、下部に火のついたお香を置き、上部をかぶせると、口から煙が出てくる仕組みとなっています。
このほかにも、火を使うおもちゃとして、アーチ型の「シュヴィップボーゲン」があります。アーチに付いた燭台のロウソクに火を灯す、あるいは電気式のロウソクをつけて明かりを楽しむおもちゃです。冬は日が早く落ち、夜が長くなるため、エルツ地方の人々は「クリスマス・ピラミッド」や「シュヴィップボーゲン」を窓辺に飾って、明かりを楽しむ文化があります。夜の闇に浮かぶおもちゃの光は、寒い冬の夜を幻想的なものにしてくれるのです。
また、こうした「火」には、冬の悪いものをさけてくれる意味があるともいわれます。 エルツ地方は、元は鉱山業で栄えた鉱山地帯でした。暗い鉱山で従事する人々は、「光」や「明かり」に導かれながら、作業をしていたのです。こうした意味で、エルツ地方は、「光」の大切さをよく知っている地域でもあります。
本展は、そんなエルツ地方で作られた「灯す」おもちゃを中心に展示する内容となります。木のぬくもりと、「灯す」おもちゃの温かみに囲まれたクリスマスシーズンをお過ごしください。
概要
対象者:老若男女全年齢対象
定員:制限なし
申込締切:なし
開館時間
【11月~1月】10:00~16:00
- 最終入館は閉館の30分前
休館日
【12月・1月】火~金曜日
- 12/24(水)~12/31(水)、1/2(金)は開館
- 1/13(火)~3/6(金)までは冬期休館
入館料
- 大人:800円
- 中高生:550円
- 小学生:400円
- 小学生未満無料
- 大人:1,500円
- 中高生:1,000円
- 小学生:700円
- 小学生未満無料
- 小学生以下のご入館には保護者の同伴が必要です
- 障がい者割引あり
主催者
ムーゼの森
ムーゼの森は軽井沢絵本の森美術館/ピクチャレスク・ガーデンとエルツおもちゃ博物館・軽井沢の施設を有するミュージアムパークです。施設のコンセプトは「探求 大人の知的好奇心」です。大人には忘れかけていた心を呼び戻す空間を、子どもには古き良き芸術と文化をお贈りします。
ムーゼの森:
https://museen.org/