【あそびの庭】講座9 こどもの視点に立ち続ける保育実践〜スウェーデンの保育実践から学ぶ〜
- 配信期間
- 2023年4月1日(土)00:00 ~ 2024年3月31日(日)24:00
- 場所
- オンデマンド配信
- 参加費など
- 園 30,000円 / 個人 8,000円
内容
【あそびの庭保育研修】は、PCやスマホ、タブレットから、いつでも園や保育者の好きなタイミングで視聴できるオンデマンド配信サービスです。現在、全12講座配信中。保育の環境構成や、「環境」という言葉の理解。発達やこどもに合った玩具や絵本など、こどもの生活の道具の使い方や考え方。保育の専門性を楽しく学び、身につけていくための学びの場です。
講座概要
本講座は、スウェーデン在住の巽朝菜氏が現地から四季折々の内容で配信してくださいます。巽氏は、子どもの権利や自然教育を現地の保育現場で学びながら、「こどもの視点に立ち続ける」とは具体的にどういうことなのかを伝え続けている実践者です。日々の実践や仕組みを学びます。
スウェーデンは、親の育児休業やこども医療、児童手当など、子どもの権利に基づいた幼児教育を実践するモデルとして注目されています。しかし、初めから高い水準の社会制度や教育があったわけではありません。
こどもに関わる親やその周りで働く職員たちが、先例がないにも関わらず、自分たちが信じる「こどもの視点」に立ちそれを貫き、改革に努めてきた経緯があります。そして今もなお改革の途上で、よりよい保育を求め模索しているといいます。日々の私たちの視点や言葉、関わりから、子どもの権利は守られ、生まれてくるのです。私たちと一緒に学びましょう。
講師
巽 朝菜(たつみあさな)
日本 / スウェーデン保育士。18歳で単身1年半海外に働きながら滞在。路上で暮らすこどもたちに出会い、こどもの専門職を志す。日本でこどもの発達と心理療法を習得。2017年、スウェーデンの自然保育プレスクールに就職。幼児教育機関や自然学校で講演し、自然環境教育と子どもの権利の保育実践を積極的に推進。
各回の内容
・第1回
私の勤めているプレスクールでの実践 自然環境教育実践 夏編
・第2回
こどもの視点に立って考えた保育実践 自然環境教育実践 秋編
・第3回
ジェンダーの取り組み 自然環境教育実践 冬編
・第4回
こどもの視点に立ち続けるために 自然環境教育実践 春編
※各研修の詳細はこちら
概要
講座概要:全4回(各40分)
配信期間:2023年4月〜2024年3月末
受講方法:申し込み完了後、何度でも視聴可能
配信方法:オンデマンド配信
参加費:園 30,000円 / 個人 8,000円
全視聴プラン
あそびの庭で配信している全12講座が受講できるリーズナブルな「全視聴プラン」。どの講座も2024年3月末まで繰り返し視聴できるので、気になることや身につけたいことを、じっくり理解し実践することができます。園内研修や新人研修、園の共通の学びの土台にご活用ください。
申込締切
視聴期間内(2024年3月末まで)であれば、お申し込み可能。
主催者
庭株式会社
私たちは、札幌にある庭ビルを拠点に編集や出版をはじめ、乳幼児教育に携わる方々への研修事業をしています。屋号の「庭」は、人間にとっての暮らしの拠点。人と動植物の環を結び、命を支える空間。野生と戯れ遊ぶ中で立ち現れてくる人間の営みであり、こどもたちにとっての豊かな学びと遊びの場でもありましょう。私たちは、自ら考え、手を動かし、つくり育ててみる。そんな営みが好きなのです。土に触れるように、言葉に触れる。土を耕すように、言葉を耕す。種を播くように、言葉の種を播く。そんなことを、乳幼児教育に携わる方々とともにできたらいいなぁと考えています。