1月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>
保育園の1月の月案指導計画(月案)、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2023年冬号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・上着のファスナーの上げ下げや、肌着をズボンに入れることなどを、保育者にたずねながら自分でしてみようとする姿が見られた。
・秋の自然物を使った製作やクリスマスの飾りの製作などをする中で、小さいドングリをつまんだり折り紙を使ったりするなど、指先を使って遊ぶことを楽しんでいた。
・自分で作ったマラカスや簡単な楽器を音楽に合わせて鳴らしたり、踊ったりしてリズム遊びを楽しんでいた。
今月のねらい
養護
・上着のファスナーを上げ下げしたり、衣服を畳んだりするなど、身のまわりのことを自らすすんで行い、自分でできた喜びを感じる。
教育
・正月遊びや簡単なルールのある遊びを通して、友達と一緒に遊ぶ楽しさを味わう。
・雪や氷などの冬の自然に触れ、興味を持って遊ぶ。
子育て支援
・進級に向けて取り組んでいることや子どもの様子を保育参観時に動画などで知らせ、家庭でも見守り、励ましてもらうように伝える。
・感染症が流行する時期なので、家庭でも手洗いやうがいを習慣づけ、予防に努めてもらう。
環境構成
・室温や換気に配慮して、快適な環境を整える。
・正月遊びの福笑いやカルタなどは、子どもたちがわかりやすく楽しめるようなものを十分に準備する。
保健衛生
・感染症(新型コロナウイルス感染症、感染性胃腸炎、インフルエンザなど)予防のため、室内のこまめな換気や消毒、手洗い、うがい、手指の消毒をする。