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1月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2023/01/04
1月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

保育園の1月の月案指導計画(月案)、1歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2023年冬号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・一人ひとり自己表出の仕方は違うが、つもりや主張がより強く、はっきりしてきている。高月齢児はただ「いや」ではなく、「こうしたいからいや」というようになってきた。また、なんでも「じぶんで」といっていたところから、保育者にやってほしい気持ちが出てきた。

・園庭が日陰で寒いので、天気のよい日はできるだけ散歩に出かけ、冬の自然物に触れたり、体をたくさん動かしたりして遊んだ。室内ではお店屋さんごっこで買い物を楽しんだ。

今月のねらい

養護

・感染症の予防を心がけ、健康で快適に過ごせるようにする。

教育

・自分なりに生活の流れがわかり、保育者に見守られながら、簡単な身のまわりのことを自らすすんでしてみようとする。

・今月は冬の全園行事「アートフェスタ」(オンライン開催)における日常的な取り組みとして、絵の具やのりなどを使って、さまざまな形でアートに触れる。

子育て支援

・「アートフェスタ」を、親子でアートを楽しめる機会にする。また、保護者同士が顔を合わせ、一体感を持てるような雰囲気を大切に組み立てていく。

環境構成

・簡単な身のまわりのこと(石鹸で手を洗う、ティッシュで鼻水を拭くなど)を自分でやりやすいように、ものの置き場所などを見直していく。

・絵の具やのりなどの道具を、すぐに出して楽しめるように、準備を整えておく。また、保護者に汚れてもよい服を用意してもらう。

保健衛生

・遊具などの消毒や換気を十分に行う。

・こまめに鼻水を拭く、手を洗うなどの習慣を、保育者が促しながら、子ども自身も少しずつ身につけられるようにする。

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