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12月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2022/12/01
12月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

保育園の12月の月案指導計画(月案)、1歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年秋号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・低月齢の子どもたちが次々「いやいや」と自己主張をしていた。「いやいや」を少し超えて、自分の中のもやもやと葛藤している子もいた。

・友達と遊びたいけれど、自分の思うようにならないことに直面することが増えてきた。やりとりでなんとかしようとする姿や、体当たりで思いきりぶつかる姿が見られた。

・散歩に出かけることにも慣れてきた。先月から続けて楽しんでいるしっぽ取りは、少しずつ流れやルールがわかり始めている。

今月のねらい

養護

・気温の変化や感染症などに留意し、健康で快適に過ごせるようにする。

教育

・寒さや冷たさを感じながらも、戸外で思いきり体を動かして遊ぶ。また、冬の自然に興味を持って触れる。

・コーナー保育でお店屋さんや魚釣りごっこなど、さまざまな遊びを経験する。

子育て支援

・自己主張や友達とのぶつかり合いなど、子どもたちの今の育ちやかかわりの様子を、保護者にもわかりやすいように伝えていきながら、ともに子育てを進めていけるようにする。

環境構成

・天気のよい日はできるだけ戸外で遊び、冬の自然や外気に触れて遊ぶ機会を持つようにする。

・冬の自然物を使って遊んだり、製作をしたりして楽しめるように、環境設定をしていく。

保健衛生

・換気や、遊具などの消毒を十分に行う。

・登園時の健康観察や保護者からの伝達などを保育者間で共有しながら、体調の変化に留意し、感染症予防に努める。

・水分補給をしたり、加湿器やぬれタオルを使ったりして乾燥に気をつけていく。

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