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11月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2022/11/01
11月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

保育園の11月の月案指導計画(月案)、1歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年秋号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・寒暖差が激しく、体調を崩して鼻水や咳、発熱などの症状が出る子どもが多かった。

・体力がついてきたので、生活時間を少しずつ後ろ倒しにした。たっぷり遊んで食べて眠るという流れになってきている。

・高月齢児は遊びに夢中になり、トイレに行きたがらない姿が出てきた。低月齢児はトイレで排尿することが増えてきた。

・散歩に出かけ、虫を見つけたり追いかけっこを楽しんだりした。走ることが楽しい様子。

今月のねらい

養護

・一人ひとりの自己主張を受けとめ、安心して過ごせるようにする。

教育

・生活の流れが少しずつわかり、保育者に見守られながら、衣服の着脱や排泄、手洗いなどを自分でやろうとする。

・保育者や友達といろいろなごっこ遊びをして楽しむ。

子育て支援

・個人面談を行い、保育園での一人ひとりの様子を伝える。また、保護者が家庭や園での様子について質問したいことなどを丁寧に聞き取りながら、子どもの姿を共有する場にしていく。

環境構成

・子どもたちの姿をしっかり見ながら、それぞれの興味や関心に合わせて、遊具や室内環境を整えていく。

・追いかけっこや虫探しなどを十分できるような散歩先を選んで、くり返し楽しめるようにする。

保健衛生

・換気や、遊具などの消毒を十分に行う。

・保育室の室温や湿度に留意し、衣服の調節をしたり、加湿器や暖房器具などを適度に使用したりする。

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