8月の指導計画(月案)<2歳児・保育園>
保育園の8月の月案指導計画(月案)、2歳児編。
予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。
毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年夏号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。
前月末の子どもの姿
・赤くなったトマトに気づき、収穫して食べている。トマトの味や大きさ、形、色に興味を持っている。
・「かえるのたいそう」や「だんごむしたいそう」の歌詞を覚え、歌いながら喜んで体操をしている。
・日中パンツで過ごす子が増え、おむつの子でもぬれていないときは「トイレ行く」と自分からトイレで排泄するようになってきた。
・水遊びやプール遊びで、水を怖がることなく大胆に楽しむ子もいるが、水の冷たさやぬれることが苦手で、ペットボトルや玩具を使って遊ぶなど落ち着いた雰囲気の中で楽しむ子もいる。
今月のねらい
養護
・一人ひとりの体調に留意し、夏を健康で快適に過ごせるようにする。
教育
・自分の気持ちを少しずつ言葉で表現し、保育者や友達と気持ちをわかち合う。
・水の気持ちよさや開放感を味わいながら、いろいろな水遊びやプール遊びをする。
子育て支援
・夏に多い感染症について知らせ、早期受診や治療などの必要性を伝える。
・汗をかいて着替えることが増えるので、持参する衣服の枚数を増やしてもらう。
環境構成
・気温や湿度に留意し、部屋の中を涼しくして過ごしやすいようにしたり、水分補給をこまめにしたりする。
・プールのほかにタライも用意し、水がかかることが苦手な子も、ゆったりと遊べるような環境を整える。
保健衛生
・水遊びでは、毎日家庭で記入してもらう健康チェックカードを確認し、一人ひとりの体調を把握して、その日の気温に配慮しながら行う。
・汗をかいたら着替えたりシャワーを浴びたりして、清潔に過ごせるようにする。