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7月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

新 幼児と保育
掲載日:2022/07/01
7月の指導計画(月案)<1歳児・保育園>

保育園の7月の月案指導計画(月案)、1歳児編。

予想される子どもたちの姿から、ねらい、学級(クラス)づくりのポイント、家庭や地域との連携など…
子どもたちの姿に合わせながら作る、月案の参考資料に。

毎月さまざまな園の指導計画をご紹介している、保育の専門誌、『新 幼児と保育』2022年夏号ふろく「2022年度版 指導計画」よりお届けします。

前月末の子どもの姿

・保育園での暮らしに慣れてきて、子どもたちが生活に見通しを持って動く姿が見られるようになってきた。

・保育者や友達がしていることを見て、まねたり、“おんなじ”ということを喜んだりするようになってきた。

・高月齢児は排泄や着脱などについて、保育者にいわれたくないという思いで、自分でしようとする姿が見られる。

今月のねらい

養護

・暑い夏を快適に過ごせるよう、一人ひとりの健康状態を把握していく。

教育

・保育者に見守られながら、衣服や靴の着脱など、簡単な身のまわりのことを自分でしようとする。

・保育者や友達との水遊びを通して、水の気持ちよさを味わう。

子育て支援

・水遊びが始まるので、夏の感染症や皮膚の状態などに気を配りながら、家庭と連携していく。

・汗をたくさんかくので、こまめに着替えができるように、衣服の用意をお願いする。

環境構成

・エアコンを使う際は、外気温や湿度を確認するとともに、室温28 度前後を目安に調節し、暑さ対策をしていく。

・水遊び後は、室内でじっくり遊んだり、体を休めたりできるように環境を整えていく。

保健衛生

・遊具などの消毒、換気を十分に行う。

・登園時だけでなく、水遊びを行う前にも熱の有無や皮膚状態などの健康観察を行う。また、こまめに着替えをして清潔を保ち、水分補給をしっかり行う。

・水の衛生管理をこまめに行い、入っている時間が長くならないよう配慮する。

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